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1 愚兄にしおりをはさみました!
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1 愚兄
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「ただいマッスル！！」
元気よく戸を開けた十四松が中に入っていく
「おかえり十四松兄さん！」
その十四松にすぐさま飛び付くのはトド松
そんなドライモンスターを見下し目で流す
「あー、快便快便」
すると2人と入れ違えで姿を見せたのは長男
「ちょっと！おそ松兄さん！」
声を抑えつつ呼び止めると
「え？なになに？」
お腹を掻きながらこっちに向かってくるおそ松兄さんに耳打ち
「十四松にバレてるよ…！俺達が誰が好きかって！」
そう言うとバツの悪そうな顔で笑って
「うわぁ〜…それはちょっとキツイなぁ…」
「どーするの！？」
「でも、だからってどうにも出来ないしなぁ…
うーん…もう別にいいんじゃね？」
「良くないから！！え！？バレてんだよ！？
俺達がその、…兄弟のこと変な目で見てるって…！」
適当な兄に怒鳴るように(最後の方は声小さかったけど)言う
「チョロ松声でかいよ？？」
そう言って人差し指を口に当てた兄はニヤッと笑った
こいつ絶ッ対遊んでる…！！
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