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兄貴の部屋にしおりをはさみました!
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兄貴の部屋
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そこは、少し高台の、大学を望める位置にあった。
いまだに握り合う手は、俺の手汗で、ベタベタ。
は、恥ずかしい。
恥ずかしいけど、離しにくい。
俺の手を、隼斗は嬉しそうに引いているから。
「ここ…………………」
まだ新しい、キレイなアパート。
洋風な造りと、木目調の扉が隼斗に似合ってる。
隼斗の部屋は、そこの1階だった。
チラッと俺の方を見て、隼斗は肩にかけたトートバッグから、片手で器用に鍵を取り出した。
「…………………隼斗」
「あ…………………っん……悠斗」
手を離さまいと、気を付ける隼斗が愛しくて、俺は玄関先でまたキスをした。
エロエロマシーンは、理性を切り捨てたらしい。
早く……………………。
舌で、訴える。
エロ、底知れぬ。
ガチャ…………………………
「ぅお………………あち…………」
長い間閉めきられていた部屋の、独特のムンッとした暑い空気が俺達を包む。
「待って……………………今、冷房入れるから………」
1LDK。
手前のキッチンの食卓にバッグを置き、隼斗は奥の部屋へと足を進める。
ピピ………………………
エアコンを見上げ、スイッチを入れる隼斗の背中が、半起ち気味な俺の身体を、またムラムラさせる。
背が高く、細いライン。
カーディから覗く、長い指がセクシー。
「隼斗……………………」
俺はその指に指を絡ませ、後ろからいきなり隼斗のTシャツの中へ手を入れた。
どんだけ飛んでんだ、俺。
必死だな…………………。
「悠斗………………っ…………仕事の後だから、シャワー浴びさせて……………やっ………ん」
「ダメ…………………隼斗の身体、貪りたい」
いや、多分俺の方が、汗凄い。
でも、隼斗の甘い声が、そんな事忘れさせてしまう。
「隼斗…………………俺、2年前とは違うよ…………」
「っあ……………悠………………」
隼斗の顔をこちらに振り向かせ、俺は唇を重ねた。
「身体も大きくなったし、一人で掃除も出来る…………第一……………隼斗を、こんなに好きになってる………」
「……………悠……………斗っ」
自分の固くなったモノを、隼斗の腰にわざと擦り付け、俺は滑らかな身体へ手を這わしていく。
ヤベ…………………いやらし過ぎて、興奮する。
俺の手付きは止まることなく、隼斗のデニムの中をまさぐった。
「はぁっ……………悠……ぁん…………んっ」
隼斗は俺のシャツを掴み、身体をビクンと僅かに動かした。
既に、隼斗の下半身も、先っぽはヌルヌルしている。
「エロい身体…………………隼斗、俺だけのものになって……………………俺だけを、見てよ」
2年間溜まっていた、感情。
やっと、隼斗を捕まえた。
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