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18歳以上ですか?
散髪にしおりをはさみました!
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散髪
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「家見に行く前に 寄りたい所あるんだ」
そう言った佑吾に連れて行かれたのは 美容室だった
鏡の前に座らさせられて
オシャレな男の人と佑吾が 僕の髪を触りながら
何やら話しているのを 僕は俯いて聞いていた
「ちょっとココが切れてしまったので
良い感じに整えて欲しいんです」
「かしこまりました 綺麗な髪ですね
あれですよね 刈り上げたりとかはしないで
この感じを生かす方向が良いですよね⁇」
「はい お願いします」
そう言い終えると 佑吾は直ぐ側の椅子に座った
鏡越しに目が合って 笑いかけられたりなんかしたら
何だか恥ずかしくて また俯いてしまった
「じゃあ シャンプーから入りますね」
椅子をくるりと回されて 咄嗟に佑吾の方を見ると
ひらひらと手を振っていて 少しだけ不安になった
でも戻って来ると ちゃんとそこに居て微笑んでくれて
僕も無意識に笑っていた
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