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18歳以上ですか?
涼にしおりをはさみました!
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涼
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「君昨日いた子だよね?あの、ドアの所で」
ドアの方を指差しこちらに話しかけてくる悠斗という人はとても俺との距離が近くて色々困る。
「あ、はい、そうですけど」
「やっぱり!君名前は? 」
「涼です」
「涼くんはここよく来るの?」
質問攻めにあい香莉さんに助けを求める眼差しを送ると、
「悠斗くん、涼くんは可愛い子が目当てでここ来てるのよ、悠斗くんには興味無いかもしれないわね・・・」
余計な情報まで悠斗さんに入ってしまった。
そういう意味で助けを求めたわけじゃない。
「香莉さん、違くて、」
「へー、涼くんは可愛い子が好みかぁ」
「はい、まあ」
「じゃあ、俺と同じだね」
「そうですか、」
「ってことで、涼くん可愛いからさ、お持ち帰りされてみない?」
「はい?」
何を言っているのかわからず秒速で返事を返してしまった。
今のはまずかったか、いやあ、でも悠斗さんが悪いし。
「あの、あなたは何を言っているんですか?」
「えーっとねぇ、今から俺の家に来てセックスしよって言ってるかな?」
「いや、あのそうじゃなくて」
「えー恥ずかしがっちゃって可愛いねー」
悠斗さんのペースにはついていけない。
「俺、タチですよ、」
「うん、全然気にしなくていいよネコにしたげるから」
「いや、え?」
「悠斗くん、やるわね」
何を言っているんだこの人は。
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