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本当の目的[野原雄大の場合]にしおりをはさみました!
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本当の目的[野原雄大の場合]
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野原に案内され、部屋に入ってみると、あの野原とは思えないほど綺麗だった。
野原
「そこら辺に座ってろ。お茶出すから」
野原についてのイメージがごちゃごちゃになって、脳内は壊れていた。
ん、と野原は机にお茶を置いた。
野原
「今までの件だが
本当にすまなかった」
俺は少しの間硬直していた。
先程から色々とありすぎて頭がパンク寸前だった。
どういう事だ?野原が謝った?
そう混乱していると、
雄大
「生徒会から聞いた。お前に告ったらしいな。
その事でイラついて叔父さんに今まで溜まっていた愚痴を聞いてもらったら…、
その、…………それは自分が悪いって……、言われて……
自分でも今までのこと振り返ると、馬鹿らしいな、って思えてきちゃって…。
だから変装も止めて、すぐ人にがっつくのもやめようと思うんだ。一からやり直したいんだ……」
優人
「…………正直、野原がここまで反省するとは思わなかった。それになんだか、可笑しくて笑えてくる……」
雄大
「!?笑うことはないだろ!俺だって少しは反省してるんだから……」
優人
「だって、あの野原がまさか反省するとは思わなかったし
ダメだ、笑いが止まらない。
だってそうだろう?あのキチガイ毬藻野郎がちゃんと反省して、しかもキャラ自体もガラリと変わるとは…叔父さん凄いな。
ちなみに野原の叔父さんになんて言われたの?」
雄大
「今まで甘やかしてきたけど、ダメなことはダメって言う叔父さんに今日からなる。だから正直に言うよ。
雄大には悪い所が沢山ある。でもね、そこを直せばちゃんとした友達が出来るはずだよ。
叔父さんが保証する。それに、叔父さんも協力するから。その、山崎優人っていう子とちゃんと話してご覧。
って言われた」
長々と覚えてるなんて…、野原って記憶力いいんだな。
だけど、少し引っかかるところが…。
優人
「協力ってどういう事だ?」
雄大
「あぁ、叔父さんはこの学校の理事長なんだ。
だから今回の鬼ごっこで色々と手伝ってもらったんだ」
また俺の頭は混乱していた。
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