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50にしおりをはさみました!
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50
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そうして日にちは淡々と過ぎて行って...。
気づけばあの事があった日から4日が経とうとしてた。
いつも通り、いのちゃんとテレビを見ていた時。
ちらっと見ると、誰かと電話してる大ちゃん。
「 あ、わかりました!はい、はーい。 」
電話を終わらすと、僕達がいる方にきた大ちゃん。
「 いのちゃん、知念、明日の仕事の集合、ちょっと早くなったんだって。 」
「 あぁ、雑誌撮影? 」
.....雑誌撮影か。
てことは涼介もくるんだよね....
無意識に顔を曇らせた僕を2人は見逃さなかった。
「 知念...、辛いのはわかるよ。でもさ、目を背けてたら何も変わらないんじゃないかな? 」
「 ....... 」
「 山田と、ちゃんと話してきな? 」
「 え、いのちゃんそれは... 」
いのちゃんの言う通り、僕はあんなことがあってから目を背けてばっかりだった。
あの日も、涼介は話を聞いてって、話をしようって言ってくれてたのに
そんなこと聞かずに圭人の家を飛び出したんだ。
でも、でも...
「 涼介と圭人が2人で居るところを見たら、僕、何言っちゃうか..... 」
「 そっか、そうだよね...。 ね、いのちゃん。
会うのは、明日まで待ってみてもいいんじゃない...? 」
「 ...そうだね 」
「 知念、明日山田と会って、ちゃんと撮影できる? 」
「 わかん、ない... 」
「 まぁ、楽屋でなんかあったらおいで?」
「 ありがと... 迷惑かけちゃってごめんね?二人共 」
「 いいんだよ!どんどん頼れ!笑 」
「 ふふ、ありがと〜笑 」
不安だったけど、二人がいるなら大丈夫かな
そう、思ってたんだ。
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