アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
《番外編》2人だけの湯けむり事件簿⑤にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
《番外編》2人だけの湯けむり事件簿⑤
-
***
「ふぁああ〜〜……、気持ちいい〜〜〜」
甘い雰囲気になると思ったがただの勘違いで、
海堂さんは俺を庭にある露天風呂に誘った。
エッチしないのかよ!!!
と、若干不満はあったものの、きっと海堂さんのことだ。
夜に何かある!!はず!!
そして俺は今大好きな海堂さんを背に、
閑静な庭と雪の神秘的な景色を眺めながら、
天然露天風呂を大満喫中である。
「寝るなよ、紫音」
「ん〜〜……、寝ませんよ………」
「言ってるそばから寝そうな奴が何言ってる」
「へへ、海堂さん勃ってる〜」
「好きな奴と素肌で触れて勃たない奴がいるなら教えてくれ」
サラリと『好き』と伝えられ、今俺の顔は真っ赤だ。
見えないけど、絶対真っ赤だ…!!!
「逆上せたか?」
「大丈夫………」
「そうか」
俺の顔が赤くなってるのは海堂さんのせいだ。
決して逆上せているわけではない。
天然温泉でツルツルになった肌の感触が楽しくて、
俺は海堂さんの首に手を回して体を擦り付けた。
「なに盛ってんだ。」
「肌ツルツルになりましたね」
「そうだな。おまえの肌がいつも以上に滑らかになってる」
「ね、気持ちイイコトしません??」
「あ?」
頭にはてなを浮かべる海堂さんをとりあえず立たせて、
俺は温泉の縁に手を置き、お尻を海堂さんの方に突き出した。
「素股、してみません??」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
79 / 271