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バイト先 3
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雪side
支度を終えて店に出ると
数人の人がそれぞれカクテルを飲んでいた。
「あれ?雪さんではないですか」
「輝さんお久しぶり。仕事?」
「今日は休みですよ」
話しかけて来たのは
優さんの恋人。
彼は薬を取り締まる警察官。
時々、僕に情報を聞きに来る。
「お久しゅう〜!雪っち早いなぁ」
「夏弥…。お前、余計な仕事増やしやがって……」
「まぁ、まぁ、落ち着きぃ…」
そんなこんなで情報を渡すと
カクテルを一杯飲んでから帰っていった。
「今日はこのくらいかなぁ〜」
「そうみたいだね、優さん」
「あれ?電話なってる。ちょっと店番してて」
「は〜い」
優さんは一旦店の奥へ
その間、新しく注文が入ることは無かったが…
「雪、来たよ」
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