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4 ※木ノ下 恋也(生徒会長)視線にしおりをはさみました!
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4 ※木ノ下 恋也(生徒会長)視線
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生徒会長視線
高校3年 になった俺には 、 1人 想いを寄せている奴がいる。
いいや、興味がある 奴 と言った方が正しいか。
そいつの名前は
雪村 晃 。
クラスは同じ。
しかも俺の隣。
そいつは いつも 暗くて 、 愛想がない。
長い前髪のせいで瞳すら見えない。
生徒会長の俺が話しかけても無視。
最初はなんだこいつ とか 思ってた。
だから あの時は目を疑ったな。
季節は春だったか。
3年生にあがって 間もない時 、授業中に開いた窓からそよ風が吹いてくる。
俺はいつも授業中は暇で隣の晃を見ているわけだが……。
不意にあいつが、ピクッと肩を揺らした。
そして、長い前髪を耳にかけ外を眺めていた。
すると ヒヨドリのさえずりが 微かだが聞こえてくる。
そんな ヒヨドリのさえずり に晃が目を細めた。
あの時のあいつの顔といったら 綺麗で可愛くて。
いつもの無愛想なあいつとは別人のようだった
そう 。それが あいつ。 雪村晃 に興味を持った瞬間だった。
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