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怪しい影(視点 ?)にしおりをはさみました!
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怪しい影(視点 ?)
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暗闇の中、1本の蝋燭の火が灯っていた。
その蝋燭の近くに長身の男が近づく。
「ごめんねぇ、失敗しちゃったよぉ」
そこにはヘラヘラ笑う入江の姿があった。
「…」
蝋燭の前には男が1人、座っていた。
その男は入江を無視する。
「あぁ~、さては聞いてないねぇ?」
入江はその男に近づく。
「うるさい。使えないお前には興味がない」
その男は冷たく言い放つ。
(はあ、なぜ失敗するのか…)
と思いながらため息をつく。
「なんか叶多だかって言う奴が瑠璃は俺の物だって言って邪魔してきたんだもん」
(叶多…?許さないな…瑠璃は俺の物だ。もし俺の元へ帰ってきたら、俺がいないと生きていけないように調教してやろうか。)
そう考えると頰が緩む。
(早く帰ってこいよ瑠璃、可愛がってやる。)
歪な笑顔を見せながら、その男は蝋燭の火を消した。
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