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僕に近づくなにしおりをはさみました!
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僕に近づくな
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陽向side
ガタゴトッ
『…ん』
…誰だっ!?
寝ていると、物音がして起きた。
まぁ、物音が無くても気配を感じて起きていたが。
自分の気配を消して、物音がした方を観察する。
誰かがいるのを確認した僕は、そいつを抑える。
『…誰だ。ってお前か』
抑えたそいつは後から来た3人組の1人だった。
「東上陽向…お前、とりあえず離せ」
なんで名前を知っているかはほっといて、
そいつを離す。
「お前…単刀直入に言う。皇龍に入れ」
…は?意味わからない。
『いきなり入れって言われて、それがどんな所かも分からずに、はいそうですかって言うとでも?』
「おもしれぇ。やっぱり気に入ったわ東上。俺は、皇龍12代目総長の柳瀬一稀だ」
皇龍?
確か有名かはわかんないけど、暴走族だよな。
そんな奴と関わるだなんて面倒臭い以上の何ものでもないな。
「今日、倉庫に来い。そしたらどんな所かわかるだろ」
『嫌です。僕には今後近づかないでください』
関わったらろくな事ない。
信頼…仲間…全てが綺麗事で出来た暴走族など…。
すぐに裏切られるに決まっている。
僕の親のように……。
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