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風紀委員にしおりをはさみました!
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風紀委員
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✳ ✳ ✳
「風紀委員長の佐竹 仁(さたけ しのぶ)だ。今日からよろしく」
そう言われて出された手を悠人は握る。悠人に笑顔はない。
仮面のように張り付いた佐竹の笑顔を悠人は気味が悪いと思った。
数日が経つと風紀委員は悠人に仕事を押し付けるようになった。
佐竹「早速だけど、この資料の打ち込みよろしく」
渡された大量の資料を机の上にどんと置くと、風紀委員のメンバーは部屋から出ていった。
悠人は一人風紀委員室で作業をする。
─────この量、、夜までに終わるかな…
デスクトップの光が目に染みる。
ふっふふふふふふふふんっ♪
姉の着信音であることを知りながら悠人は出ることをしない。
姉からの着信は１００件を越えていた。
カタカタとタイピングする音は外が暗くなるまで続き、止まると悠人は背伸びをする。
カバンに荷物を詰めると、部屋の鍵を閉めた。
ふらふらとした足取りで寮に向かう。
─────遠っ…眠い…
悠人「ひぁっ！」
暗くて足元が見えないため段差に気づかず転んでしまう。
悠人「………」
─────疲れた…このまま眠ってしまおうか
「悠人くん」
─────あれ？変態の声が聞こえた気がする…気のせいか…
角谷「悠人」
それは気のせいではなく、目の前には角谷がいた。
角谷「悠人くん、ここで寝たら風邪引くよ」
悠人「先輩…」
悠人は起き上がると角谷を置いて歩きだした。
角谷「悠人！」
悠人「なんですか？」
角谷「帰ってこい」
ふわっと柔らかな匂いに包まれる。角谷は後ろから悠人を抱き締めて離さない。
悠人「もう、遅いです」
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１年A組 愛葉悠人(あいば はると) 主人公 被害 BL漫画など 一人称→俺だったり僕だったり 腐男子歴7年 姉がいる 黒髪
２年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや) 悠人より30cm高い 被害 ひ・み・つ♡ 一人称→私？
２年S組 佐竹 仁(さたけ しのぶ)
風紀委員長
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