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時雨side
俺と、真白は家に帰ってきた。
真白は、ボーッとしていて熱が上がってそうだった。
俺は、真白を抱き上げ寝室のベットの上に寝かした。
「真白、寒くないか?
欲しいものとか。」
「……そばに、いて欲しいです。」
真白は言った。
俺は、真白が寝るまで横でずっと手を握っていた。
それから、真白が寝ると俺は、寝室を出て隼に電話をかけた。
「もしもし、隼」
『なんだ、時雨。』
「今すぐ、俺の家に来い。」
『お前は、また急に……
今回は、どうしたんだよ。』
「真白が、熱を出した。」
『そうか、分かった。
30分後には、着くようにする。』
「頼む。」
と言って俺は、電話を切った。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
隼が家に来たら、隼はすぐに寝室にいる真白を見に行き、診察をした。
それから、点滴をさして俺に、喋りかけた。
「おそらく、疲れからくる熱だろう。
少し、脱水症状も出てるから点滴も打っとくな。
ところで、時雨今日どっか行ったのか?」
「あぁ、親父のとこに真白と一緒に行った。」
「多分そこだろうな。
ゆっくり、休ませていればすぐに、治る。
なぁ、時雨珈琲くれないか。」
「ちょっと、待ってろ。」
俺はそう言って、キッチンに向かい、珈琲を淹れて戻ってきた。
「おい、隼これ。」
「ありがとう。
とろころで、時雨。
真白とどうなんだ?」
「あ?
お前いつのまに、真白って言ってたんだ。」
「お前が俺に、預けた日からだ。」
「は~、まぁいい。
とりあえず、恋人になった。」
俺が言うと、隼は悪趣味な笑顔をした。
「お前の、計画どおりか?」
「計画って、俺は何もしてないぜ。」
「そうかよ。
まぁいい。
それより、隼また頼みがある。」
「なんだよ。」
「俺は、またでっかい事をする。
それまで、俺がいない間だけでいいから、真白の事を見ていて欲しい。」
「分かった。」
俺は、少し驚いた。
俺の頼みなら、何でも大体は引き受けてくれるが、いつも渋っていたのに………
今日は、すぐに引き受けていた。
俺が驚いていると、隼が変な目で俺を見てきた。
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