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春のイベントにしおりをはさみました!
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春のイベント
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今日は春にある文化祭について生徒会で話し合っている。
レン「今年は特に生徒が楽しめるような文化祭にしたいと思っています。」ﾆｺｯ
その内容は、いつもの厳しい校則をこの日だけは緩め、各生徒は好きな格好で学校に来てもいいというもの。これをすることによって、この文化祭がより生徒にとって特別で意義のある1日だと印象づけるという意味がある。
ここ最近は、文化祭に参加するものとしないものの両極に生徒が割れ始めていた為だ。
そして、クラスでの出し物を制限しないこと。
制限のない中で善悪の判断をつけさせる、絶好の機会だとレンは考えたのだ。
確かに去年までの文化祭はきっちりと型にはまったもので、退屈といえば退屈だった。
レン「そのためにも、生徒会が率先して仮装をすること。衣装はサトルくん。君に任せる。」
おいおいおいおい。
一番選んじゃいけないスペシャリスト選んじまったよ……。
レン「仮装は三日前から始めてもらう。衣装の要望はサトルくんに言ってください。」ﾆｺｯ
アヤト「僕から学園長に許可はとってあるから安心して仮装しても大丈夫だよ。」
先生もなんで許しちゃうの！？
俺達は、当日の進め方やそれぞれの仕事を確認した。ゴミ拾いや学校案内、生徒会運営のための販売。その内容は至って普通。でもどこか心に引っかかることがあった。
ハルキ「生徒会運営のための販売って…何を売るんだ？」
俺が尋ねると、みんな驚いたように俺の顔を見た。
サトル「生徒会が売るものなんて写真集しかないじゃん」
カズマ「毎年30冊限定で超レア。手に入れられないものだよ？この学校に２年もいるのに知らないの？」
なんで俺が責められてんの…汗
ってかなんだそれ…本当に写真集とかあんのかよ。
レン「写真集の撮影は来週行うから、その時までにサトルくんは衣装を頼むよ。みんなも見られて恥ずかしくないようにしておくこと。いいですね？」ﾆｺｯ
写真集かぁ～なんか恥ずかしいな…。
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