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勘違い(skur)にしおりをはさみました!
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勘違い(skur)
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※CPはskur
※若干(?)のsmsn
※メール『』 会話「」
※センラside
.................................................
『センラ、俺今名古屋いるから家行っていい?』
夜の8時、突然浦島坂田船のリーダーであるうらたんからメールが来た
明日仕事休みやから俺は別にええけど…坂田は?
喧嘩とかしたんかな? というか、今から?きっと泊まりになるな…準備だけしときましょうかねぇ
『別に俺は平気ですけど…今どこにいます?』
『今、センラん家の前』
ピンポーン
「まじですかw」
なんも準備できてないけどまぁええか…
ガチャ
「!? ど、どうぞ、うらたん」
「ごめんな、突然」
玄関を開けると涙目で辛そうな顔をしたうらたんが立っていた
「お邪魔します」って言って丁寧に靴を並べリビングに入っていく
俺はとりあえずキッチンに向かい、あったかいココアを入れる
ほんまどうしたんやろ…
コトッ
「はい、ココアです」
「あ、ごめん。ありがとう」
「いえいえ、外寒そうやったからホットにしたけど平気ですか?」
「少し寒かったから丁度いい。ほんとありがとな」
えっと、なにから聞き出そうか、「坂田となにかあった?」いや、直球すぎ?「どうしたの?」答えてくれるかな?「へい!なにがあったん!?」いやテンション高すぎ…
どうしよ…?
「あのさ…実は…」
おっ、うらたんから話してくれる!
「俺、坂田と別れるかもしれない…」
「…えっ?」
あのうらたん大好き人間の坂田とうらたんが別れる?なんで?
「えっ、なんでですか?うらたんの気持ちが冷めた…?ってこと?」
「違う、俺は好き。でも坂田はもう俺のこと好きじゃないんだよ…」
「はっ?」
坂田が俺のことを好きじゃない?そんなんありえへんわ。
「なんでそう思うんか教えてくれます?」
「んっ、昨日の夜本当は坂田と会うはずだったんだけど急に坂田から『ごめん、行けなくなった』ってきて俺はまぁ仕事だろうし仕方ないか。って思って1人でいるのもあれだしちょっと外行こうと思って公園らへんを歩いてたらっ、坂田が、綺麗な女の人、と、歩いててっ、訳分からなくてなって走って家に帰った、」
「うん」
「でも、俺んちはほぼ坂田と一緒に住んでるみたいに坂田の、ものが多くて、辛くなったからセンラのとこ来た…。志麻くんは東京だし近いからまた見ちゃうかも…って…。ごめんな、センラ」
すぐ人のこと心配する
少しは自分のこと、心配せぇ
「俺は全然構わんけど…。とりあえずこれで涙拭いて?」
そういって俺はうらたんにタオルを渡す
うらたんがタオルで拭いてるあいだ俺はどうしようかと悩む
多分、坂田にはなんか理由があったと思うねんなぁ
でも分からんし… うらたん泣かせたのは事実やしなぁ
あっ!坂田に直接聞けばええのか!
よし!そうと決まればうらたんにはお風呂はいってもらお
「うらたん、お風呂沸いてるんで入ってきてええよ」
「えっ、でも…」
「お風呂で一旦落ち着いてからまた話そうや、ゆっくり入ってええからな?ちゃんと落ち着いたら出てくればええよ」
俺は半ば強引にうらたんをお風呂に誘導する
「でも、俺…服持ってきてない…」
「えっ、泊まりに来る気だったんちゃいますの?」
「いや…話聞いてもらったら適当にフラフラするつもりだった…金も無いし」
「はぁ…。うらたん…」
なんでこの人は自分のこと放っておくかな…
こんな弱ってる可愛い人、すぐ誰かに連れ去られちゃうわ、あほ
「泊まってって。絶対に。迷惑とか考えんでええから、服も俺の貸す、でかいかもしんないけどええやろ?な?」
「…」
「返事は?」
「…ハイ…」
「ん、じゃあお風呂どうぞ」
俺はそう言ってやっと、うらたんをお風呂に入れることが出来た
そこからの俺の行動は早かった
すぐに小さめの服を用意し置いておく、そしてすぐに携帯で坂田と連絡を取る
メールはめんどくさいから電話で
プルルルル プルルルル プルルルル
「もしもし、センr」
「なにやっとんじゃ、お前は」
「えっ?な、なに?ていうか今それどころじゃないねん!!ふざけるならあとにしてくれへん!?」
「は?なにがふざけてるだぁ?俺は至って真面目なんやけど?」
「わかった、ごめんって。用ないなら切るで?」
なんなん?こいつ。怒らんようにと思ったけど無理やわ
最初のはふざけてたけど、今からガチギレやわ
「なぁ、なに、うらたん泣かせてんの?そんなんでほんまに彼氏なん?」
「うらさんそっちにいるんか!? というか、うらさん泣いて…?なんで」
「あぁ、すごい辛そうに泣いてたで。ほんま何してんの?」
「えっ、いまどこ…?!」
「さぁね!坂田のどあほ! そんなんやったら俺がうらたん貰うで。じゃ」
「は!?ちょ、センラ!?」
ブチッ
「さぁて、どうなるかなぁ?」
あ、もちろんうらたんを貰うって言うのは冗談やで?
だって俺には志麻くんがおるし…
まぁ、坂田はそのこと知らんから焦るだろうけどね、少しは焦ればええんや、
「センラ…?」
ビクッ
「う、うらたん…」
「すごい怖い顔してたけど平気か…?迷惑なら帰るけど…」
「帰るってどこに…?」
俺がそういった途端うらたんは顔を伏せ目を逸らした
「すみません、別にうらたんに対して迷惑とか思ってませんよ冗談です、どう?お風呂落ち着きました?」
「んっ、ごめん…。お風呂ありがと、あと服も…」
「やっぱちょっと大きいよなぁ、まぁ我慢してください」
それより…
「あっちでお話せぇへん?」
「おう…」
今はこの人の心を軽くすることが最優先やな
「あのさ、坂田のことなんやけど…ただの仕事相手とかちゃうんですか?」
「違うと思う…一緒にジュエリーショップ?入ってった。しかも笑顔で……」
「はぁ!?ジュエリーショップ?!」
ほんまあいつなにやっとんねん
「うぉっ、びっくりした」
「すみません…、本当にジュエリーショップだったんですか?」
「んっ、間違えないと思う。 俺飽きられちゃったのかな…。そりゃあこんな可愛げのない男より可愛げのある坂田に似合う女の子の方がいいよなぁ」
「うらたん…」
それは違うと思いますよ…?
まぁ、きっと明日坂田が家に来て言うから俺はなんも言わんけどね…?
でもこれだけは言わせて…?
「そんなことないですよ、うらたんはすごい可愛い。自信もってください」
「でも…」
「はい、話はおしまいにして今日はもう寝ましょう?疲れたでしょ?」
「…」
「うらたんは俺のベッドで寝てください、俺はソファで寝るんで」
「いや、俺がソファで寝るからお前はベッド行け」
「いやいや、うらたん疲れてるでしょ?俺のことは気にせんでええからどうぞ」
「……、じゃあ、一緒にベッドで寝よ?」
「!? えっ、嫌じゃないんですか?」
いや、ん?まじで?ぽ?これ俺坂田に殴れる?
「センラと寝る…。いこ…」
「あ、はい」
俺はうらたんに軽く引っ張られながら寝室へと足を運ぶ
ん~一応志麻くんに言っとこ…
「うらたん、僕ちょっとメールすることあるから先寝ててええよ、終わったら行くから」
「絶対だぞ?ソファで寝るなよ?」
「わかりました笑 おやすみ、うらたん」
「おやすみ…センラ」
そういってうらたんは寝室に入りベッドに横になった
それを見て俺は志麻くんにメールする
『志麻くん、俺今日うらたんと寝ます』
ん?送ってから気づいたけどなんかやばくない?この文章
『えっ?センラさん?どういうこと?』
『えっと簡単に話すと、夜にうらたんが急に家に来て「坂田と別れるかもしれない」って涙目で来たんですよ。話聞いたら女の人とジュエリーショップに入ってったのを見たって言って東京にいたくなくて名古屋来たらしいです。それでもう寝るってなって俺はソファで寝るって言ったんですけどベッド来いって言われ、一緒に寝ます』
『なんや、そういうことか…、俺は全然平気やけど…。うらたさん平気そう?』
『分かりません…でも、多分明日坂田が家に来ると思います』
『そっかそっか、じゃあ明日、坂田が来てどうなったか教えて?電話できそうだったら電話して』
『わかりました…、』
『大丈夫、あの2人なら上手くいくよ、もうちょっとあの2人のために頑張ろうな』
『はい…』
『おやすみ、センラさん』
『おやすみなさい、志麻くん』
ツーツーツー
「志麻くん…会いたいなぁ」
電話であんな優しい声出されたら会いたくなってしまうやん。
さぁ、ベッド行って、うらたんと寝ますか
「うらた~ん?」
「スースースー」
「寝てる…やっぱ疲れとったんやね…。お疲れ様、ゆっくり休んでな?」
ふぁぁ、眠くなってきた…
俺ももう寝よ…
「おやすみ、うらたん」
続く
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謎のsnur感(?)
坂田さんとうらたさんはどうなるんでしょうかね
志麻さんいいわぁ
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