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18歳以上ですか?
.にしおりをはさみました!
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「…照れてる?可愛いね」
ふいに太ももを撫でられたいよりはサンドイッチを落としそうになり詠朔を睨みつける
「えーちゃーん」
「ごめんごめん、校内では必要以上のスキンシップは禁止だったね…ほら機嫌損ねないで?デザートもあるから」
タッパーにはいっているいちごにたっぷり練乳をかけてあげていると一人の男の子がやってきて詠朔の肩を叩く。
「なぁなぁ、なんか音楽室で言い合いしてるんだけど、たまたま通りかかった先生が仲裁してくれてるけど永富さんに話聞いてもらわないと納得いかないってさ」
「……え…、…そうか…」
詠朔は音楽室の方を見た後で心配そうにしてるいよりを見る
詠朔は下級生や同級生だけじゃなく上級生や教師にまで頼りにされてる
いよりには絶対ないことなので素直に尊敬してしまう
「いってきてあげたら?僕このイチゴ一人で全部食べたいから」
「別に一緒にいても一つもとらないけど…じゃあ行ってくるよ、悪いけど予鈴がなっても戻ってこなかったら片付けお願いね」
ということで詠朔は報告に来てくれた子と一緒に音楽室へ走って行った
(詠ちゃんすごいなぁ、人気者だしー昔からなんでもできちゃうもんなぁ)
いよりが練乳を追加しながらパクパクとイチゴを食べていると…
「練乳かけすぎ、それじゃイチゴの味わからないだろ」
背後から聞きなれた声がして…勢いよく振り返ったいよりは大きな目で澄久を見つめる
「っ!?…ひ、さちゃん!……えっと……一個…いる?」
練乳がたっぷりかけられて真っ白になったイチゴを差し出されて澄久は首を横にふる。
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