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無自覚は俺たち〜華南〜
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マキの命令で参加した修二に見事にイかされた俺とむつは、息切れと、だるさに襲われていた。
俺はまだ二回目だが、むつが何回イかされてるか分からない
マキ「早かったね」
華南「薬のせいで…むつが…凄いんだよ」
むつ「だから…人のせいに…すんな」
マキ「ふーん」
マキは俺たちを意味ありげに見下ろし、何故か上着の中の携帯をちらりと見た。
マキ「1時間…フッ。ここにいるのは無自覚な馬鹿ばかりだ…」
むつ「なんだと!!」
華南「むつ暴れんなよ今抜くし」
むつ「さっさと抜けよ!!」
マキ「ちょっとぉー、終わりだなんて、僕言ってないよ」
むつ「はあー!?」
まだ華南のものが入っているというのに凄むむつは、はたからみたら可笑しな光景でしかないだろう…
マキは右手に手錠の鍵をチラつかせて、話を続ける
マキ「コレ欲しかったらもうちょっと遊ぼうよ」
むつ「なめてんのかてめー、こんな手錠は家に帰ればいくらでもぶったぎれるんだよ!!」
確かにそうだ…ここから逃げ出せればどうとでもなる。
マキにビビって損した。
華南はむつから自身を引き抜いた
マキ「じゃ、こっちは?」
マキがポケットから携帯を取り出した途端、修二が立ち上がった
修二「やめろ!!」
修二?
マキがニヤニヤしている、やっぱり何かで修二を脅しているんだ。
華南「今度はいったい何で脅してるんだ」
マキ「あは♪内緒、修二と約束したから。つまり〜、むつ君と華南君が拒否っても、修二は俺に従うよ」
むつ「卑怯だぞ!」
修二「マキ、2人は解放しろよ、プレイがしたいなら僕が何でも言うこときくし」
プレイって修二、マキに体差し出す気なのか!?
むつ「ふざけんな!!」
華南「そうだ、何言ってんだ修二!!」
華南とむつの前に背中をむけたまま立ちふさがるようにしている修二が、冷たい目をして振り返る。
修二「お前らには、関係ないし」
吐き捨てるような台詞に頭にきたが、俺より先にむつが修二につかみかかった。
むつ「関係ないだと!」
むつの唸るような声、完全にキレてる。
そんなむつを修二は変わらず冷めた瞳で見据えている
完全にらしくない修二。キレてるむつも、俺もそんな修二の戯言に付き合う気は無い。
マキ「なんでも構わないよ?誰か僕と遊んでよ、むつ君遊ぶ?」
修二・華南「「ダメだ!!」」
思わず声の揃った2人に、マキが笑い出す。
マキ「あははは!やっぱり馬鹿じゃん君ら、じゃ、修二おいでよ」
華南「ふざ!」
むつ「けんじゃねー!!」
名前を呼ばれて、あっさり一歩踏み出した修二に、むつが腕を掴んで後ろに引き、華南が修二とむつを後ろから抱え込む。
マキ「あは!」
マキは思わず吹き出して、手で口元を抑え、肩を震わせて爆笑している。
修二は目を見開き、口も半開きで驚き、むつと華南に抱えられ、肩越しにある華南の顔と、右手にガッチリしがみつくむつを交互に眺めてつぶやく
修二「な…なんで?」
2人は答えない代わりに、ギロリと修二を睨みつけ。
修二は意味がわからない様子で瞬きを繰り返す。
マキ「ふふ、じゃ、華南君でいいよ」
腹を抱えたマキが仕方なさそうに言った
華南「じゃあ、ってなんだ!!なんで俺だけイヤイヤなんだよ!!」
むつ「…」
修二「…」
華南「いや!止めろよ!」
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