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俺たちの関係〜むつ〜
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結局、俺たち4人は近くのカラオケに入った。
4人部屋は2・2で別れるようにソファーがあり、つよしと修二が同じソファー、俺と華南が同じソファーに座った。
修二「ごめんね、なんか僕ちゃんのこと心配してくれたんでしょ?マキに絡まれてて」
改まって修二が話出すと、つよしが背筋を伸ばした。
つよし「あ、す、すいません。前日に、むつさんが探されてたみたいで気になって!」
修二「うん、ありがとう」
ニッコリ微笑む修二に、つよしは赤面して縮こまる
修二は美形のイケメンだ。チャラチャラした軽そうな態度や茶髪の髪に惑わされるが、黙って座って笑ってれば、大抵の女はイチコロだ。
修二「むつの相手は疲れるでしょ?」
むつ「は!?ふざけんなよ!」
修二「ほら、すぐ怒鳴る」
呆れ顏の修二におれは押し黙る。
それは自分でも自覚がある。
つよし「し、修二さんにお怪我がなくて良かったです。むつさんは正直でいい人です」
むつ「は?」
褒めてもらったのに、修二や華南より早く、信じられないって顔をしたむつ。
つよし「は、初めは、こ、怖かったですけど、正直な人なんだなって…怒られるけど、仲間思い出し、…目のことも褒めてくれたし」
ああ、アレか…いや…褒めたっていうか…前髪が鬱陶しかったんだよ?
修二「つよし君、もし困ったことがあったら言ってね」
むつ「そうだぞ、かりは返す。気に食わない奴がいるとか、ぶっ飛ばしたい奴がいるとか…」
つよし「そんな人、いません」
つよしはブンブンと首を振る。
むつ「あ、こないだは抜いてもらったけど、抜くのは手伝えないんだなぁー、なんかお前に触ると浮気らしいし」
華南「むつ!」
つよし「…」
修二「…」
むつ「なんだよ」
華南「そういう話は…つよし君には刺激が…」
むつ「あ?大丈夫だよ、つよし上手いし」
つよし「!」
華南「な!俺の方が上手いだろう!」
むつ「つよしの方が…」
華南「なにー!!」
ーバシン!
ーバシン!
むつ「いたッ!」
華南「いてッ!」
カラオケのドリンクのメニュー表が振り下ろされて2人の頭を修二がひっぱたく
修二「華南!」
華南「あ、すいません」
むつ「いてーな!修二!!」
修二「だから、むつ!」
むつ「なんだよー」
修二の目がわりとマジになってたから立ち上がったけど、座っておく。
修二「ごめんねつよし君、俺たち…まっ、同類だから他言しないし、むつには言って聞かせるから、君も、ね?」
つよし「…はい」
それからしばらくお互いのこと話して、マキの情報なんかも聞いて、後半にはつよしは震えなくなって、わりと修二と仲良く喋って連絡先を交換していた。
昔から修二は、俺の弟と妹を羨ましいと言ってたから、弟みたいで気に入ったのかも…
よく分からない難しそうな本の話題で盛り上がって、今はつよしの故郷の話で盛り上がってる、アム…なんたら…
修二「アムステルダムってあの放射状の運河があるとこでしょ?」
つよし「はい、よくご存知ですね」
修二「テレビの世界を旅…とかでやってて行ってみたいと思ったんだよね、美術館もすごかったし」
つよし「僕何度も行きました、綺麗っていうか、圧倒されちゃいます。」
修二の表情柔らかいし…
つよしもニコニコしてるし…
………………なんか……楽しそうだな…
華南「…打ち解けてるな」
むつ「ん?うん」
こちらも話についていけない華南は、すでになくなってるジュースのコップを片手に、ストローを噛んで潰してる。
むつは溶けた氷で薄まったジュースをストローで口に含んだ。
よく考えたら…セックスをするようになってから、出かけたりしてない、だいたい俺の家でスるか、勉強か。
昨日、華南があまりにセックスしたがるからキレて禁欲を言い渡した、俺はマジで勉強しようとしてたし、あんなテク見せつけられて、次から次に恥ずかしいこと言うし…イラっとした…、
もしかして、修二もそういうことなのか?
出かけたりとか…したいのかな?
出かける…、
それってデートだよな?
お!なんか恋人っぽくね?
……。
どこいきゃいいんだ?
映画?遊園地?
男3人で?
ないわ〜
なんか。最近色々らしくなく考えて疲れたー、ない頭を使うのは辞めよう。
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