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番外編34ひと夜咲く純白の花の願い
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マキ「ッ!ンぅ…ぁむぅぅっー!はん¨ッ」
ギシギシと激しく軋むベッドの上で、上半身をうつ伏せに強く押さえつけられ、尻を高く上げさせられた体制で、後ろからのしかかられるような激しい打ち付けに、シーツに顔を押し付け悶えながら、懸命に声を咬み殺そうとしても、強すぎる快楽と激情に白い体は休みなく痙攣して噛み殺せない声を漏らす。
獰猛な獰猛は、まるで貪って食べ尽くそうとするように、激しく打ち付けて突き上げて。
強すぎる刺激にドライでイって強く締め付けても止まる事なく内壁を抉って、律動を緩めない。
キレた猛獣は、黙々とマキを貪り、しなって痙攣する白い体に容赦ない快楽と激情を注ぎ込む。
マキ「んぅーーん¨ん¨ー!!」
指を噛んでシーツに押しつけるように声を殺すと、大きな手が噛んでる手を取り上げるように奪い、後ろに強く引いてまだ足りないというようにマキの中に深く奥にと押し入る。
マキ「あぁぁーー!!」
腕を後ろに引かれて引き起こされ、膝立ちの状態で後ろから抱きしめられるような体勢で深々と突き入れられて、マキはついに声を抑える事が出来なくなった。
マキ「あっ、やぁ!…めきさぁぁ…あぁ!」
うなじを舐め上げられ、激しい突き上げに太ももがガクガクと痙攣し力が抜けそうになりながら、崩れるのを許すまいと腕を引かれて膝立ちで犯され続ける。
獰猛な猛獣の激情に身体中が甘い痺れでクラクラしながら1番マキを淫らに悶えさせたのは、黙々とマキを貪る百目鬼の漏らす吐息…
百目鬼「ッ…マキ…」
思考が停止しそうなほどの痺れを持つ低音は、マキを何度もコントロール出来ない領域に突き上げて絶頂させる。
マキ「ひんっ…」
名前………呼ばないで!!
マキ「あはぁぁんー!!」
百目鬼「マキッ」
マキ「やぁあァぁぁー!」
何度目かの精を放ってシーツを汚すと、同時に体内に放たれたものが結合部から漏れて太ももを伝った。そのあまりにも卑猥な状態に遠のきかけた意識を取り戻す。
や、…やばい…飛びかけた…、ど、百目鬼さん相当いろんな意味で溜まってんだね…、なんかもう…凄過ぎて…ってか…体がまだ痺れてる…。
まさかあんなにすぐキレちゃうとは…思わなか…
戻った思考であれこれ考えていたら、僕の体が後ろに引っ張られて後ろに倒れ、衝撃に驚いた。
マキ「あぁぁーー!!!」
尻餅をついた瞬間貫かれ、衝撃に視界が霞む。
まだ、彼は収まってなかったのだ。
マキ「ど、百目鬼さ…あっ、ひっ、あん!」
背面座位で抱え込まれて最奥をズンズンと突き上げられて言葉を紡げなくなってしまう
百目鬼さん激し、久々なのにそんな飛ばすからあっちこっち痺れちゃって上手くコントロール出来ない…
マキにとって、実に1週間以上空けての性行為。そんなことは普段ない。愛用のマイケル君でアナニーするのが当たり前で、久々の挿入が思い人の百目鬼だという事に、普段の数倍快感が強い。
無茶苦茶に抱かれてるけど、酔って襲われた日とは違う。百目鬼さんは、誰かじゃなく、僕を襲ってるって分かってる。
百目鬼さんの抱き方が違うのか、僕の感じ方が違うのか、快感が強すぎて今は判断できない、それぐらい僕は今は浮ついてる。
マキ「百目鬼さぁん…もっと…」
強い刺激はマキを落とすどころか、妖しく匂い立たせる。
久々の快楽と百目鬼への告白で、体と心に訪れた変化に戸惑っていたが、甘い痺れに慣れてきてその身を開花させる。
今まで以上の艶っぽさが百目鬼を刺激して昂らせ、マキはその百目鬼の反応に歓喜して妖艶に微笑む。
百目鬼さんは、どんなに貪っても、唇には触れてこない。決して対面で抱こうとはしない、だからわざと濡れた瞳を後ろの百目鬼さんに向ける。すると百目鬼さんは、力で僕をベッドにねじ伏せて見ないようにするんだ…。
でも、彼は囁くんだ…耳元で…、僕の名を…
百目鬼「マキッ…」
マキ「ッ…めきさぁぁん!!!」
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
ーガチャ
シャワーから上がって、タオルで頭を拭きながら僕が寝室に戻ってくると、ベッドがこんもり山になっていた。
マキ「どぉーめきさぁん♪♪」
ルンルンで名前を呼ぶと、山がビクッと震えた。
百目鬼さんは今、賢者タイム中です。
ウケる♪
超可愛い♪
百目鬼『すまん!!』
必死な声が布団の中から聞こえて、僕は百目鬼さんの潜る隣に腰掛けて、布団の山をポンポンと宥める。
マキ「大丈夫♪気持ちよかったよ♪」
百目鬼「そうじゃねぇーだろ!」
布団から顔を出した彼は、なんとも情けない顔をしている。
プルプル震えるティーカッププードル♪
ギュってしたい♪
マキ「どうして?痛いこととか何にもしてないんだから謝らなくていいよ。久々だったからビックリしたけど♪」
百目鬼「ッ!罠だ!」
あっ、気付いちゃった?♪
百目鬼「お前、俺がキレてノーカウントにするの狙ってたろ!」
マキ「あはは、流石百目鬼さん♪」
嘘はつかない約束なのでサラッと認めると百目鬼さんは激怒する。
百目鬼「この淫乱!てめーはヤることしか考えてねぇーのか、ヤりたいだけならそこらへんで……………」
言いかけて、百目鬼さんは口をつぐんだ。
僕は、表情を変えることなく静かに聞いていたけど、百目鬼さんは何かに気づいたようだった。
百目鬼「………すまん…」
マキ「…。ふふ、百目鬼さんもシャワーしておいで、その間に寝れるようにしておくから、ね♪」
子供に話しかけるように優しく言うと、百目鬼さんが、突然、僕を抱きしめた。
はえ?
あまりに唐突で、驚いた僕をギュッと強く抱きしめた後、百目鬼さんは頭にポンっと大きな手を置いて…
百目鬼「悪かった、すまん…」
と、寝室を出てシャワーを浴びに行った。
百目鬼さんのいなくなった寝室で、僕は、彼の抱きしめた体を抱く。
意味わかんない。
どうして
抱きしめるの…
どうして
そんな声で謝るの?
そんな声で謝らないでよ。
抱きしめて謝るとか反則じゃない?
貴方がやった事を貴方が慰めちゃ駄目でしょ
マキ「あは…、今の結構…きた…」
馬鹿みたいに苦しくて、愛しさが増した。
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