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18歳以上ですか?
その後にしおりをはさみました!
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その後
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-玲翔side-
生徒会のキラキラと突くような眩しさの放射能を浴びたからだろうか…全く食欲が湧かないな…
と、中庭を歩きながら思う。
「玲翔様ぁあ〜!」
「そこに居たのですかぁあ〜!」
急に名前を呼ばれて、ビクッと肩を揺らした。
あービックリしたあ!本当に心臓に悪いなぁ。
そんな事より、この声はきっと…
「倒れたって聞いて、探し回ってたんです!!」
「それなのに貴方は食堂のド真ん中に居て…話し掛けようにも話し掛けられなかったんですよ。」
俺の親衛隊の 明野 夏&秋 の2人だな。2人は俺を探していたようだ。
「あはは…それは心配掛けたな。というかそれなら、LINEしてくれれば良かったのに…」
「「しましたよ!!!なのに全く既読が付かなかったんですよ!」」
「え、マジか」
そう言って、ズボンのポケットに閉まってあったスマホを確認する。
うわ、100件以上通知が来てる…気づかなかった。
「ごめん、気付かなかった。」
「まぁ玲翔様に何も無かったらなら、いいんですけどね。」
「玲翔様を探すなら、電話を鳴らした方が良さそうですね!」
「あはは…」
通知のサウンドがうるさかったので通知オフにしたのだか……オフにするべきじゃ無かったらしい…
だからと言って、通知オンにはしないよ!俺は面倒くさがりだからね!
それからは明野兄弟と別れ、普通に午後の授業を受けた。
食堂で俺を見捨てやがった龍たちはバツが悪そうにしていた。まぁ俺は全然気にしてないよ、心が広いからね!!
だからそんな顔しなくてもいいのにと思った。
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