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据え膳にしおりをはさみました!
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据え膳
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理性と欲求の狭間で悶々としてたのに理央と宇野の事を考えただけでイラっとしてしまい、そこに嫉妬も混ざって頭ん中ごちゃごちゃしたまま理央を押し倒してた。
気付いたら理央は泣いてた。本当に俺って馬鹿だ。いっつも泣かしてばかりだった。ハッと我に変えり抱き締めればその体は震えていた。そうだよな…さっき宇野の所から逃げて来たんだもんな。
反省して理央の目を見て謝り頭を撫でてやれば理央はまたぶわぁって目から涙を溢れさせた。でももう怖がってないって俺の胸元に顔を寄せシャツを握る姿を見て分かった。
「浩志……ん」
「！」
割とびっくりした。ほんの少し泣きながら自分から俺にキスして来た。その後顔を離して照れ臭そうに目線を逸らして顔を赤くして俯いた。普段自分からそんな事をしない理央からされればそれだけで驚くし、まあ普通に欲を煽られる。
「理央…」
「っおい！」
ドサリとまた理央を押し倒す。こいつの仕草が一々俺の理性を刺激してくるからそりゃもう限界にもなるよな。
「んぅ、ん…ふぁ、ん、んん」
理央の唇にかぶりつくようにキスをする。最初は驚いていたがしばらくすると理央からも舌を絡めてきた。
「ん、んっ…ふ、」
甘い甘い声を聞くと理央の舌も甘く甘く感じた。上顎を舌でさするとピクッと肩が動いてそのまま腕を俺の首に回してくる。全ての仕草が愛おしい。
「んっ、ぷはっ……っはぁ、はぁ」
口を離すと理央の目はとろんとしていて頬は紅潮し口からははぁはぁと息が漏れいて顔全体はもうゆるっゆるだった。
自分の喉がごくりと鳴るのが分かった。
「こう、し…」
「理央…かわい」
「あっ…ん」
手を這わしながら浴衣を肩から脱がしていく。露わになるのは決して薄過ぎはしない白く綺麗な胸板とそこに映える朱華色の突起。本当に男の身体かよ…改めて目に入るその光景に下半身がジワリと反応する。
「…はぁっ、ん」
「っ…理央…」
「っん、…くっ」
ぴちゃりとわざと音をたてながら胸の飾りを舐める。理央は声を出さないようにしてるのか手の甲を口に強く当てている。
「理央…手、外してよ」
「や、…やだ」
「何で？」
「こ…え、へんだか、ら…俺のじゃ、ない」
いっつも口が悪く反抗的なのを自分でも分かっているだろうからこんなやられっぱなしで声を出してる自分を認めたくないのだろう。
「えー？俺は聞きたいんだけど」
「やだ…」
「何でここに来て反抗的になるかなー」
「あ、おい！…ひっ」
強気な理央も好きだけど…と思いつつ胸からお腹あたりまで指を滑らせスルッと浴衣の腰紐を解く。
「いいじゃん、ね？」
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