アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
弄ばれるにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
弄ばれる
-
「もぉッ、むりィッ、ゆる、してぇッ」
何度、叫んだのか、わからない。
あれから、アキラは俺の萎えているモノの根元にリングのようなものを嵌めると、後孔にローションを垂らした。
すぐに冷たい感覚が馴染む。指で慣らされるのかと、思っていたらすぐに指を引き抜かれ、目の前に何かをつき出された。
それがローターと呼ばれるものだと教えられ、それを後ろに入れられると知ると、激しく抵抗したが、結局は力で敵うはずもなかった。
しかも抵抗したお仕置きに、と目隠しをされ、挙げ句足まで固定されてしまう。
「チカラ抜いて。これ以上入んないよ」
入り口辺りで止まっていたローターを更に奥へ押し込もうとするアキラの指に、必死で抵抗する。というよりも、異物を入れられる恐怖で体が固くなり、後孔を締め付けていた。
一端ローターを引き抜くアキラに、諦めてくれたのか、とホッと息を吐くと、その力が緩んだ一瞬の隙をついて、深く深くローターを押し込まれた。
「あ゛ぁぁぁぁーーーーーッ」
痛みと異物感に悲鳴が止まらなかった。目隠しをされた両目からは涙があふれる。
体を仰け反らせ痛みを逃そうとするが、拘束された体ではそれもままならず、ただ、時が過ぎるのを待つばかりだった。
俺が憐れになったのか、慰めるつもりなのか、アキラが全身に唇を寄せる。
すっかり敏感になった体は、普段ならそれだけで反応するのだが、今日は全く反応しなかった。
アキラは気にもしていないのか、そのまま下半身にも唇を寄せる。縮みきった俺のモノにも舌を這わせてきた。
ねっとりと舐められ、徐々に体が反応していく。ゆっくりと立ち上がったソコを舐められながら、指でしごかれると、快感から吐息が漏れ始めた。
「・・・あ、あんっ、ハァっ、んッ」
前に与えられる快感に、異物感と痛みを忘れかけたとき、激しい衝撃が俺を襲った。
ローターが振動を始めたと知ったのは、アキラが耳元で教えてきたから。
今まで感じたことのない感覚に翻弄されていると、身を捩ったためか、俺の中のローターがずるっと動き、更に俺を追い詰めていく。
「いやぁっっ、ひゃあん、いやッ、あああああッ、な、に、やだぁッ」
声が止まらない。快感と呼ぶには強すぎる。
内側の一番感じる部分が前立腺と呼ばれることも、アキラから教わった。その前立腺にローターが当たっていると気付いたのは、しばらく経ってからだった。
「やらぁッ、むりィッ、ぬいて、ぬいてぇッ、おねがいィッ」
恥も何も感じない。閉じられない口からは涎があふれていたが、それすら気にならず、ただ、アキラに助けを求めた。
激しい快感と、アキラの顔が見えないことが、恐怖で堪らなかった。
根元を押さえられたモノは、ぎちぎちと音をたてそうなほどで。見えないが、きっと赤黒く充血しているのだろう。
「ィきたいぃッ、おねがいッ、も、らめッ、いゃぁぁぁーーーッ」
ビクビクっと体が震える、イった感覚が確かにあったが、根元が解放された感覚はない。
呆然としていると、目隠しをようやく外される。
アキラのニヤニヤ笑いが目に飛び込んできた。
「リョウって、やっぱりエロいな。空イキするなんて、な」
空イキとは、射精を伴わない絶頂、女性と同じようなオーガズムのことだと説明され、激しい羞恥に襲われる。
自分の体が、女の体になってしまった。
「いまの、もぉ、やッ、ふつうがいいッ、はずしてっ、はずしてぇ」
涙をポロポロと流しながら訴えるが、アキラに一蹴される。
「まだ、終わってないからだめ。朝まで泣かすよ、何度でもイきな」
絶望に目の前が暗くなる。
その言葉通り、辺りが明るくなるまで、ローターという名の玩具で弄ばれ続け、何度も空イキを繰り返し、とうとう最後まで装着されたリングを外されることはなく。
そしてアキラと抱き合うこともなく、俺は意識を失った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
32 / 259