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心地よい ✴︎煉にしおりをはさみました!
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心地よい ✴︎煉
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どれほど目を瞑っていただろうか。
ゆっくり目を開けてみると、そこに小さい時の俺の姿はない。
代わりに小さい時の鎖君が、俺の頭を撫でていた。
_____れーちゃん。れーちゃんは化け物じゃないよ。
そう言ってくれたのは君だけだよ。
_____れーちゃんの周りがなんと言おうと。僕は離れないよ。
僕はその言葉にどれだけ安心したか。君はわかるかな?
_____れーちゃん。れーちゃんは笑ってる方が綺麗だよ_____
俺は君がいるから笑えるんだよ。
目の前から小さい時の鎖君が消え、真っ暗になる。
真っ暗なのに、心地が良い空間。
誰かの声が聞こえる。
「_____貴方は馬鹿みたいに笑ってる方が綺麗ですよ。」
あぁ。昔よりかなり低くなったけど。この落ち着く声は。
_____俺が大好きな人 。
そう思うと、ぐっすり眠りにつけた。
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