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明日になったら 黒月⑹にしおりをはさみました!
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明日になったら 黒月⑹
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「僕の家、来ますよね?」
そう言われて固まった
まさか蛍ちゃんから誘われるとは…
しばらく無言だったらしく、蛍ちゃんはため息をついた
「はぁ…こないんですか?」
「え、あ、行く行く!」
これじゃどっちが甘やかされてるか分かんねーじゃねぇか…
家に着く前に、今日誰もいないんで、と言われた
なんだこれは…
チャンスじゃないか…
「…どーぞ。先上がっててください。左が僕の部屋なんで」
「あ、あぁ。おじゃまします…」
階段を上がって左の部屋のドアを開ける
心なしか蛍ちゃんの匂いに包まれた、気がする
「…何してるんですか、早くそこどいてください。邪魔です」
「わ、悪りぃ。あ、蛍ちゃんこれ一緒に食べようと思って買ってきたやつ」
両手にコーヒーのマグカップを持った蛍ちゃんに後ろから声をかけられて急いでケーキを渡す
なんかペースが乱されてる…
「ありがとうございます。テキトーに座っててください」
ちょっとだけ頬が緩んで笑った
ケーキを食べる蛍ちゃんが見たくてテーブルの向かい側に座る
「黒尾さん食べないんですか?」
「ん、俺はいいや。蛍ちゃん見て癒されてるから」
「そんな見られると食べにくいんですケド…」
「まーいいじゃん、ほら食べな」
「…じゃあ、いただきます」
あぁ、かわいい…
やっぱり我慢できなくて隣に座る
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