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プロローグです2にしおりをはさみました!
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プロローグです2
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遡ること、半年前
｢はぁー…どうしましょうかね｣
俺の手には期限が迫って来た進路調査表。
蘇芳学園(ネッ友情報によりホモが多いらしい男子校)に行きたいけど、俺の唯一の親友 小桜 秋(ｺｻﾞｸﾗ ｱｷ)は一緒に行ってくれるだろうかと、数時間ほど悩んでいた
まぁ、面倒くさくなり当って砕けてみようと思い立ったんだけど
秋の家に行こうと部屋を出た瞬間、誰かとぶつかった
ﾄﾞﾝｯ
｢うぉっ!!｣
｢ﾁｯ｣
ぶつかって舌打ちって…
まあ、こんな横暴な人間姉ちゃんに決まってる訳で…
｢痛いなぁ…気いつけろよ、優｣
と文句に舌打ちと睨みもプラスされました
｢ごめ、姉ちゃん…
てか、俺行くところあ｢秋んとこでしょ？着いてってやるよ
秋説得して、蘇芳学園行けたらホモ写メってきてね｣｣
にっこり笑顔と無言の圧力。
姉ちゃんの推察力には敵いません、圧力にも、敵いません
ちなみに俺の中では姉ちゃんエスパー説が出来ている
エスパーとか言われた方が安心出来るほどの読心術だ
姉ちゃんは昔からたくましく、勇ましくめきめきと育ってきたゴリラ系女子
ゴリラ系女子とか思ったら俺のすぐ横にある壁が凹みました
姉ちゃんの仕業でした
きっとまた心を読んだんでしょうね…
まぁそんな勇ましき姉ちゃんに俺も秋も頭が上がらないのは当然で…
でも、今日は姉ちゃんのその逞しさが心強いです!
秋には悪いけど、姉ちゃんに頼んででも高校は一緒に行きたいんです!
ちなみに、秋さんにもお兄ちゃんが1人。
最近はどっかに行ったのか見かけなくなったけど、このお兄さんは優しいお人でした
秋のお兄さんを思い出してると痺れを切らした姉ちゃんに殴られました
｢優、行くよ？｣
姉ちゃん痛いし怖い…と思いながらも｢はーい！｣と心強い姉を味方にするためおとなしく秋の家に向かった
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