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ヤス兄⑦にしおりをはさみました!
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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
ヤス兄⑦
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ただ観察していると、がしっと肩を掴まれて、近づいてくる。
「ちょっと待て、ちょっと待て!?」
──父さんや母さんが見て────…………
──ない!?
え、何で、何でわざとらしく同じ方向向いちゃってんの!?
「今何時かな~」
「あれ時計の針消えた?」
「あら~今私が使ってる~」
「それ時計の針だったのか~」
──とか変な会話してないで止めてよこの変態をっ!!
「や、ヤス兄……ちょ……っ」
迫ってきた綺麗な唇から目が離せない。
麗しい美顔がゆっくりと近づいてきて、
彼の頬がほんのり赤く染まっていて、
可愛い、なんて、思ってしまうし……。
伏せられた長い睫毛を見て何故かいらっとするし、
何か、とにかく、今心臓が壊れてもおかしくない……っ。
彼の手が肩からする……と腰まで撫でられ移動して、引き寄せられる。
「だ、だめ…………///」
両手の指で押さえると、柔らかいその感触にまたさっきのキスを思い出す。
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