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爪にしおりをはさみました!
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爪
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樹が手に持ったペンチで俺の爪を挟む。
「どーしよっかな、一気に行った方が痛いのかな?ん?そんなに首振ったって遅いよ。
あーでも良い顔、すっごい興奮する、えーっと、あ、そうそうイチだ。
イーチ、その顔、もっと見せてね」
べりっ
「ぐぅっう˝う˝う˝ぅう˝ううう」
俺は必死に歯を食いしばった。
痛い痛い痛い痛い痛い。
俺の口内でがりっ、という音が鳴る。歯が欠けたのかもしれない。
もういい、分かった、謝るから、謝るからと俺は必死で樹を見た。
「あははっ、ほんっと良い顔、あぁ何か癖になりそ。ん、どうしたの?」
「ん˝ーっ、ん˝ん˝ーっ」
「・・・ふはっ、あははっ、何言ってるか全然分かんないや、じゃあ次の指行ってみよー」
かち、ぺりっ、めりめりっ
今度はゆっくりと剥がされていく。
「ぐぅ˝ううっ」
「あーいいね、ゆっくりした方が長く楽しめそう、ふふっ痛い?」
それから樹はゆっくりと時間をかけて爪をはがしきった。
そして追い打ちを掛けるように、涙とよだれで顔をぐっちゃぐちゃにした俺の顔を見ながら樹は楽し気に告げた。
「春の事馬鹿にしたから今更謝ったって許す気なかったけど、結構頑張ったね。
うん、やっぱりイチを選んでよかった。これからいっぱい楽しませてもらうからね・・・それじゃあとりあえず、
後三本あるから頑張ってみよっか」
樹の宣言通り、その後しばらくその部屋には俺のくぐもった叫び声が響き続けた。
・・・ことり。
「ふぅ、全部終わったよ。ははっ、左手真っ赤になっちゃったね。
あ、そーいえばさぁ、さっきから何でか分かんないんだけどずーっと僕の勃ってるんだよね。
後で春としよっかなぁとか思ってたんだけど、ちょっと良い事思いついちゃった。
一回左手だけ外すけど抵抗したら駄目だよ?良いね?」
俺の意識は続く激痛から半分飛びかけていた。
薄ぼんやりとした意識の中で左手の拘束が外されたのが分かる。
そのまま手首を掴まれて持ち上げられた。
かと思うと樹も立ち上がりズボンの前をくつろげる。
・・・こいつ、何やってんだろ。
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