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別に悪気は無かった。
ただ草野がこの関係を何て答えるか、興味があった。
別に…怒らせるつもりで聞いたんじゃないんだよな、俺は。
俺は、草野に
『あのさ、俺らって何なの?』
「は?」
『ほら、友達ではないじゃん?でさ、セックスとかするじゃん?これって何なの?』
「立花、お前さ、本当にわかんないの?」
『何が?』
「……」
『あ、俺は解ってるよ?これ、セフレって言うやつだよな?』
「あ?セフレ…だって?お前マジで言ってんの?」
『え?違うの?じゃ、何?』
「…はっ、お前帰れよ」
『はぁ?俺、泊まるって言ったじゃん』
「帰れよ、しばらく家来んな」
俺は、訳もわからず玄関まで引きずられ、荷物と一緒に外に出された。
出された直後、ドアには鍵が掛けられる音がして、草野のバカはチェーンまで掛けやがった。
『何だよ、何怒ってんだよ…バカ野の野郎…』
俺は暗い夜道を1人、とぼとぼと帰った。
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