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お泊まり5にしおりをはさみました!
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お泊まり5
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(葵語り)
先生は、しばらく電話をしていた。
俺は眠くてうとうとしていた。
布団の中は気持ちいい。
少し寝たら続きやってもいいよって言おうかな。
あ、もう寝そう…………。
「起きろ、葵。」
布団を一気に剥がされた。
寒さで目がさめる。
「寒い。布団ちょうだい。佑くん。」
「なぁにが佑くんだ。こんな時ばっか。本当に起きろ。俺は出かけるけど、どうする?
ついてくる?」
「どこに行くの?」
「実家。車で一時間ちょっと。」
「付いてってもいいの?」
「いいよ。ドライブしよう。」
先生の実家の近くは海があるんだって。
海、海、海、見たい。
わーい、とベッドを跳ねて降りようとしたらよろけた。
先生に支えてもらう。
ぎゅーっと抱きしめあった。
「さっきの続きしたかったのに、残念。またしような。葵、好きだよ。」
「うん。俺も、佑くん大好き。」
佑くんって言うと、先生がちょっと固まるのがおかしい。自分で呼べって言ったくせに。
これはいざという時に使えるな。
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