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「蓬莱さん......ナカ、指入れて......」
『ほんと可愛いね、腰揺らして』
誘うように彰吾を見上げれば、自らの唾液をまとわせた指が俺のナカに突き立てられた。
「アッ、ぁあ......っ」
『どこがいいか言ってごらん?』
「んっ、ァ、そこ、そこ、もっと奥......ッン」
『雅くんは奥を突かれるのが好きだもんね』
「すき......ッ、ァ、もっとして、もっと......っ」
「チッ......」
舌打ちをした彰吾が、ナカを犯す指を増やし、限界まで奥を突いた。
『彰吾とするときも、そんなに素直になってる?』
「まさ、かっ......こんなになるの、蓬莱さんだけだから......」
『ははは。なら、今彰吾すごいイラついてるんじゃない?』
「ん......っ、すご、激し......っ」
『ずるい子だね、俺を利用しないと彰吾に甘えることもできないの?』
蓬莱さんは、確かもう還暦過ぎていてあまりに歳上だからか、いつも少し甘えてしまう自覚はあった。なんでもお見通しといったところも、歳上すぎてイラつきもしないし、むしろ何も取り繕わなくていい分気楽な相手の一人だった。
『でも、それなりに彰吾のこと気に入ったんだ』
「は......っん、ぅんっ」
『ほら、そろそろイかせてあげるから、いつもみたいにおねだりしてごらん』
「んっ......ね、イかせて、お願いッ」
スマホを持って彰吾のモノに舌を這わせたまま、視線だけを彰吾に向ける。
『ちゃんと腰を振って......いい子だね』
「んっ、はっん、きもちい......っ」
『名前呼んで、いっぱいねだって』
「アッ、ほうら......っさ、んっ、イかせて、ほうらいさん......ッ」
『気持ちいいね。好き?』
「すきっ、だいすき、蓬莱さんッ」
『ほら......イっていいよ』
蓬莱さんの名前を呼んだからだろう、苛立たしげなオーラをひしひしと感じる。必死で目の前のモノにむしゃぶりつけば、それもまた絶頂が近いのか一層太さを増した。
「んっ、ァ、は......ッン、んむっ......」
「っ......雅ちゃん、俺も、やば......」
『ほら、雅』
奥を犯す動きがさらに激しくなって、指だけなのに身体全体を揺すられた。
「あッ、も、だめっ」
耳元で囁く声が聞こえなくなって、目の前の熱い昂りで頭がいっぱいになる。
「はっ、......ッア、イっちゃう、彰吾ぉ......ッ!」
「っ!はぁっ......っく」
俺が達すると同時に、咥内に熱が放たれた。ぼんやりした意識の中で、耳元で蓬莱さんが楽しそうに笑う声が聞こえた。
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