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94にしおりをはさみました!
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『彰吾のバカ、俺が、こんな、寂しいのに』
「......うん、ごめん」
『も、やだ......二度と電話してこないでよ』
「ごめん」
『なんで謝るの......ンッ、はぁ......んっ』
「一人でシてる?」
『バカ、みたいでしょ......ほんと、バカみたい......ッ、こんな自分、初めて』
「雅ちゃん」
『信じられ、ない......っ、ヤァ......っふぅ、んっ』
荒い吐息に混じって、クチュクチュという水音が聞こえてくる。その音に反応して、俺の性器にも熱が溜まってくる。
「雅ちゃんエロすぎ......声聞いてるだけで、俺のヤバいんだけど」
『それ、思いっきりしゃぶりたい......喉の奥突かれながら、彰吾の精液飲みたい......っ』
「......っは、やば......」
彰吾、彰吾、と俺の名前を呼びながら、聞こえてくる水音は激しさを増す。俺も自身を扱けば、先走りが次から次へと溢れてくる。
雅の中で、いつの間にか俺の存在は俺が思っている以上に大きくなっていたようだった。もっと、俺に溺れればいいと思う。いくらでも受け止めて愛してやりたい。でも、愛されることに慣れていなくて、強がるばかりだった雅は、自分の感情についていけないのかもしれない。
『届かないっ、彰吾のじゃないと、奥まで届かない......っ』
「想像して。奥まで突いてあげるから......ほら、前よりも乳首いじってみて」
『......アッ、くぅ......ッン、しょぉ、ご......ッ』
「イけるよ......俺が、聞いててあげるから。雅のエロい声、聞いてるから」
『っ、ちゃう、しょーご、しょーごっ』
「ん......っ、俺も、出る」
『アッ、ぁああん......ナカ、ナカ出して、っはぁああああんっ』
「......っ」
そして電話越しに、二人同時に果てたのだった。
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