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中編小説コンテスト特別審査員 千地イチ先生特集ページ

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千地イチsenchi ichi
9月6日生まれ、神奈川県出身のBL作家。
2012年「キスは痛いくらいがちょうどいい」(竹書房/ラヴァーズ文庫)
でデビュー。

誰がお前なんかと結婚するか!

illust.yoco先生/ショコラ文庫(心交社)/2019.07.10発売

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高校教師の椿征一は、婚活パーティーで軽々しくプロポーズする派手な金髪頭の藤丸レンに呆れていたが、同じヘヴィメタル・バンドのファンだと知り意気投合する。気づけば泥酔し親友への秘めた想いまで喋っていた。藤丸はそんな椿にキスしプロポーズする。ろくに抵抗できないまま抱かれてしまった翌日、藤丸がウェディングドレスブランド『Balalaika』のCEO兼デザイナーで、椿の親友の仕事相手だとわかり――。

作者コメント

婚活や結婚をテーマに、真面目な高校教師の椿が、婚活パーティーで出会った破天荒な年下デザイナー・レンに不器用&一途にとにかく押されまくるハッピーラブなお話です。 生きづらいほどに完璧主義者の椿は自分をあるべき姿に気づき、他人の感情に鈍感なレンもまた、愛を知り人間味を帯びていく。そんなふたりの成長も見どころです。

不機嫌なシンデレラ

illust.小椋ムク先生/ショコラ文庫(心交社)/2018.02.09発売

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ある理由でハイブランド「Roger Randolph」の専属モデルを辞め、Rogerの社員になった安西は、面接で根暗な青年・佐山のブランドに対する熱意に惹かれて採用した。佐山は服装がダサすぎて売り場に出せず、商品倉庫の整理をさせられている。何とかしようと佐山を連れ出し、髪や服装を指南して見違える程に変身させた。すると佐山に「あんたに好かれるにはどうしたらいい?」とまっすぐな瞳で見つめられて…!?

作者コメント

アパレル業界を舞台に、眉目秀麗で人当たりがいい元モデルの上司・安西と、頭はいいが垢抜けない新入社員・佐山の、靴を巡る成長と再生の物語です。 大人でちょっと“ズルい”安西が、“変わり者”佐山の斜め上を行く愛情表現と健気さに惹かれていく様と、ふたりが自分の過去に向き合い、前を向いていく姿を描いています。

君だけが僕の奇跡

illust.奈良千春先生/ラヴァーズ文庫(竹書房)/2013.07.25発売

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誰とも関わらず静かに暮らしたい――。 ひっそりと『お絵かき教室』を営む、武太一郎のところへ、ある音楽グループからCDジャケット用の絵の依頼が舞い込んでくる。しかし日頃から、子どもたち以外の人間と接することを嫌っている武は、その依頼をすぐに断ってしまう。だが、依頼主は簡単に諦めてはくれなかった。 「引き受けてくれるまで、先生の側を離れない」 突然現れた綺麗な青年、歌手の倉沢慎吾は、強引に人見知りの武に近づき、そのささやかな生活を乱し始める。10歳も年下の慎吾に、為す術もなく心も身体も翻弄されてゆく武だが、ある時、慎吾の重大な秘密を知ってしまい…!!

作者コメント

生まれつき色彩の識別ができない歌手の慎吾は、憂いのあるお絵かき教室の先生・武の生み出す“色”だけ認識できる。そんなひとつの“奇跡”をきっかけに出会い、音楽家と画家というふたりの芸術家の、繊細な感性と生への渇望が静かにぶつかり合って織り成す、切なくも優しい、少し不思議な奇跡の物語です。