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  • 並愛フルメンバー囚人学生パロ

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    公開:2015/02/13 05:02
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  • 概要

    サイレンの音が鳴り止まない。背後から迫る追跡から逃れるために、彼らは必死で走っていた。

    「ちょ!やめろや古賀ボケ走れるわ!」
    「何言ってるのさ!?短足なんだからこの方が効率がいいっしょ!」
    「誰が短足やほんま!!…ッッ!」
    「うわ、眩しいな!?見つかっちゃたかー!」
    「挟み撃ちってやつかな。…困るね。」
    「ぶふぉっ!困らねーよ、なー晴ちん!一発キメちゃってー!」
    「志摩ァ、笑ってねェでお前も手伝えよ。」
    「晴ちんまじ悪い顔してんねー!」


    前方からも警察に追い込まれる。目がつぶれそうになる程の光を直接当てられるものの、最前を走る古賀、庄司、西浦、にとっては然程心配するほどのことではなかった。なぜなら、すぐ後ろに志摩、小林がいたからである。宮内爽司もまた、その光景を見て呆れ顔をするだけだった。

    「脱獄できた喜びーー!!!フゥーーッッジンギスカンとかたべたい!!」

    一方、指名手配書を引きちぎり、脱獄できた喜びを隠せないのは宮内爽司の弟、優司だった。

    「鎖は解かれた…時は満ちたのさ。暗黒の使者たちよ、煉獄の彼方へ眠れ…(訳:僕も脱獄できて嬉しいです)」
    「何言ってるかわかんないけどジンギスカンとかたべたい!」

    最前は戦闘態勢だというのにもかかわらず、能天気である。その後ろを慌ただしく走るのは、囚人学生ではなく、囚人学生を取り締まるべき学年の生徒会達であった。彼らもまた、囚人学生の脱獄を手伝った罪として指名手配されている。

    「あーーーくそっ、しつけーな!ただの脱獄だろーが!」
    「志摩くんや庄司くんが脱獄しちゃったのが悪かったのかもな」
    「王子様ぁ、何笑ってんすか」
    「だって、こんなスリリングなこと…めったに無いだろ?」
    「おいワカメ!ちょっとまてって!!室井さんが作戦思いついたって!」
    「いや、作戦というほどではないのですが。…ここに爆竹がありましてね。」
    「…おい、室井さん黙らせろよハナクソぼけ」
    「…や、背に腹は代えられねーだろ!捕まるよりはましかも!」
    「あはは!たのしいなぁ」

    彼らは無事、脱獄できるのか!?
    ※パロディです

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