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公園
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赤葦「しかし、公園なんて久しぶりだなー・・・」
日向「そうなんですか??おれは夏と遊ぶのによく来るから・・・・」
夏「にーちゃん!あーちゃん!ボールで遊ぼー!!」
日向「おー!なんだ、ドッヂボールか?サッカーか?」
夏「バレーがいい!!」
日向「いや、いくら柔らかいボールとはいえ、夏にはまだ早いよー」
夏「やーだ!!にーちゃんやってるバレーがいい!!」
日向「えー??」
赤葦「夏ちゃん、お兄ちゃんの事大好きなんだね??」
夏「うん!!でも、あーちゃんも5ばんめくらいに好き!!」
日向「コラ!5番目ってなんだよ!!」
赤葦「いいよ、5番目ってなんか5本の指に入るってゆー点では木兎さんみたいじゃないか」笑
夏「ママでしょー?パパでしょー?にーちゃんに、こーちゃん!!」
日向「はぁ?!え、ちょ!夏!こーちゃんって誰だ?!!」
夏「えー?こーちゃんはこーちゃんだよー!!それよりはやくやろー!!」
日向「ちょ、夏ー!!」
赤葦「夏ちゃん、ボールなら俺に任せて?投げるから、両手でポーンってするんだよ??」
夏「うん!!わかったぁー!!」
日向「ぁわわわ!!夏!ズルい!!赤葦さんのトス!!!」
赤葦「はい・・」
ポーン
夏「そーれ!にーちゃん!」
ポーン
日向「お、おう!赤葦さん!!」
ポーン
日向「・・・・って!おれが!赤葦さんからのボールを受けたいのに!!なつ~~逆回りにしよーぜー?」
赤葦「はい、夏ちゃん」
ポーン
夏「にーちゃん、やだよー!」
ポーン
日向「うぅ・・・」
ポーン
────────────────────
夏「なつ、ボールあきたから、あっちのすべりだいにいってくるね!!」
日向「くそ!贅沢な妹め!・・・はいはい、怪我するなよー」
夏「はーーい!!」
────パタパタ
赤葦「ハハッ、夏ちゃん飽きちゃったかぁー」
日向「すんません!!だから嫌なんですよーすぐ飽きて次の遊びって言うから・・・そのクセ、おままごとは永遠にやってるんすよ?!」
赤葦「おままごとかぁー・・・俺がお父さんで、日向がお母さんで、夏ちゃんが子供・・・って設定なんてどう?」
日向「えー?おれ、夏とやるといつもお父さんか子供の役ですよー!お母さん役とると夏が怒りそう!」
赤葦(んー・・・少しは意識してほしいんだけどなー?)
「もしくは日向と俺が恋人同士の役とか?」
日向「え?!おれとですか??・・・ハッ!!じゃぁ、夏は赤葦さんの元カノでおれと赤葦さんを取り合うってゆー・・・」
ブツブツ・・・・
赤葦「はぁ、日向ってほんと鈍感なんだね?」
日向「え??」
赤葦(まあ、焦らず少しずつ意識してもらうか・・・)
「そーゆうつもりじゃなかったんだけどな・・・」
日向「???」
赤葦「それより、夏ちゃんが遊び飽きるまでこのボールでさっきの続きしてようか?」
日向「え、いいんですか?!くそー!それならちゃんとしたボール持ってくればよかった!!でもやります!!」
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