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好き 2
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デュークに抱きしめられる
体が熱い
ルディ「、」
するりとデュークの腕から抜ける
デュークに触れられると身体が勝手に熱くなって
胸の奥でぎりぎり繋ぎ止めていたものが
切れてしまいそうになって
涙が勝手に零れそうになる
早く離れないと
薬で筋力が低下しているのを無理矢理動かして立ち上がる
フラフラして、ちゃんと歩けているかもわからない
脚がカクカクして倒れてしまいそうになりながら、ずり下ろされたズボンを上げた
ルディ「く、そ」
口元の涎を袖で乱暴に拭いながら歩く
とにかくデュークから離れたくて
...あ
デューク「ルディさんっ」
よろめいて倒れそうになったところを
デュークの腕が受け止める
ルディ「ッッ、ぁ」
デュークの髪の毛が耳を掠める
それだけでぞくぞくしてしまう
再びデュークの腕の中から逃れよろよろと歩き出し、部屋の隅で壁に背中を預けた
ルディ「はぁ、はぁ...」
薬が効いて
寒気みたいなのがずっとする
何かにしがみつきたい
駄目だ
それを望んだら
また同じ事を繰り返す
デュークが近づいてくる
ルディ「来るな、」
来ないでくれ
デューク「...ルディさん」
もう俺を壊さないでくれ
俺は
もう何もいらない
もう
何も求めないから
ルディ「もう、いいだろ...っ」
ああ、駄目だ
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