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好きじゃない 2 *
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ルディさんが脚をもぞもぞと動かし始めた
身体、辛いのかな
ルディ「うわっ」
ルディさんの体をひょいと抱えあげる
ルディ「何...おろせッ」
デューク「ベッド行きましょう」
ベッドの方が動きやすいし、体を傷めない
抱きかかえられるのが恥ずかしいのか、暴れるルディさん
僕の胸板を押して離れようとする
相変わらず力入ってないから全然効かないけど
構わずスタスタと廊下を歩き階段をあがる
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ルディさんの寝室に入ると、
そっとルディさんをベッドにおろした
着ていたシャツを脱ぎルディさんにまたがると、少し怯えたように僕を見つめる
そんなルディさんの目を見ると、うんと優しくしてやろうと思えた
ルディさんの服をゆっくり脱がす
ルディ「...はぁ、ッ」
首にやんわり噛み付き、仰け反ったルディさんとベッドの間にできた隙間に腕を差し込む
腰を撫でると、ルディさんは身体を捩った
ルディ「ふ、ぅん、」
服越しにルディさんの脚の付け根を触ると、脚がピクンと揺れた
いつも楽な服装を好んでいたルディさん
今日もスウェットだ
スウェットをスルスルとずり下ろすと、そこは既に膨らみ、下着は精液でベタベタだった
あの男に触られて射精したんだ
……悔しい
ルディ「ぅ、あ」
下着越しにルディさんのモノを触ると
ルディさんは唇を噛み締め、手の甲で顔を覆った
ルディ「ん...っあ、あ」
下着に手を入れ、ゆっくり扱く
ルディ「あぁあ、ん、ぁ」
先端をくるくる刺激すると、腹筋を力ませて震えた
硬くなったそれを口に含む
ルディ「ぁっ!?ん、ん、あっ」
デューク「ん...」
ルディ「んんッ、ん」
舌先で尿道をぐりぐりと刺激する
まさか舐められるなんて思っていなかったらしい、ルディさんは必死でシーツを握りしめていた
僕も男のモノを舐めるなんて初めてだ
ルディ「うっ、ぁ、あ」
根元から裏筋を伝い先端まで舐めあげる
ルディ「く、ふ...っ」
先端を舌先でチロチロと舐めると、それはピクピク動いた
ルディ「う、ン、ぁ…あッ、ッッ」
チラッとルディさんを見ると、目をつむり、余裕のない顔で荒く呼吸をしている
腰をビクつかせて軽く射精したが、それでも勃起は収まっていなかった
ルディさんの絶望感が顔に出ている
デューク「...ん、収まりませんね…」
口に溜まった精液を手のひらに吐き出す
ルディさんはそれを指の隙間からチラッと覗いていた
ルディさんの穴に指をあてがい精液を穴に塗り込むと、ルディさんは驚いたように僕の手を見つめる
ルディ「何して...」
デューク「嫌ですか……?」
ルディ「...」
ルディさんと繋がりたい
これは僕の我儘だ
ルディさんが嫌がったらすぐにやめよう、そう思っていた
不安と迷いが混ざったような表情を浮かべるルディさん
ルディ「……俺は」
デューク「……?」
ルディ「お前を待ってた訳じゃねえ」
デューク「はい……」
ルディ「……けど……」
ルディさんの目が一瞬、少しだけ穏やかになった
ルディ「あいつに、ヤられてる時」
デューク「…」
ルディ「考えてた…………お前の事」
その時初めてルディさんが僕の目を見た
透きとおって、吸い込まれてしまいそうな黄色
綺麗だ
ルディ「…」
ルディさんはまたすぐに目を逸らしてしまったけど
デューク「僕も好きです」
ルディ「そんな事言ってねえだろうが」
ルディさんが真っ赤な顔で慌てて訂正する
また、僕の目を見た
ルディ「ん……っ」
ルディさんの唇に押し付けるように唇を重ねる
ルディさんの頭がベッドに埋もれるほど
堪らなく愛おしかった
デューク「…痛かったら言って下さいね」
ルディ「…ぁ……ッ」
今のはOKという僕の受け取り方は、どうやら間違いではなかったらしい
抵抗しないルディさんにゆっくりと自身を挿入する
温かく絡みついてきて、思わず深く息を吐いた
デューク「動きますね……っ」
ルディ「ん…ッはぁ」
ルディさんの膝裏に手を添えてゆっくりと腰を動かすと、ルディさんは腰をねじって快感を逃がそうとする
ルディ「ん、ぁッはぁ…ぅん゛、あ」
ルディさんの呼吸に合わせて腹筋が動く
中でこんなにも反応してしまうのは、今まで一方的に与えられてきた快感のせいだ
ルディ「はぁっあ…ぁ、あ」
ルディさんの方から
僕を求めてほしい
ルディ「ンッ、ッう、ぁっ」
これまで負ってきた傷を、全て埋める事は
今の僕にはできないかもしれないけど
ルディ「んぁッッ、ッ」
デューク「すみませんっ痛かったですか?」
突然ルディさんが大きく仰け反ったから、僕は慌てて動きを止めた
ルディさんは胸を大きく上下させて口で呼吸をしている
手で顔を隠していて表情が見えない
デューク「ルディさん」
ルディ「大丈夫、ッだ…っ」
顔が見たくて、ルディさんの手をどけようと手を伸ばすと強い口調で拒絶された
やっぱり嫌だったのかな
少し寂しい気持ちでルディさんから離れようとした
ルディ「っ、おい」
ルディさんは少し慌てて上半身を起こすと
片手は顔を隠したまま、もう一方の手で僕の腕を掴んだ
少しためらうように俯いたあと、何やら小声でボソボソと呟いた
デューク「すみません、もう1度…」
ルディ「だからッあのな……」
俯いているルディさんの頭がさらに下がり
黒髪から覗く耳がみるみる赤くなっていく
ルディ「……………………くていい」
デューク「?」
ルディ「…………やめなくていい」
ボソボソと早口で、やっとのことで聞き取れるような声
ルディ「やるならちゃんとやれ、クソ弟子…」
僕はそっとルディさんの手を掴んで退けた
俯いた顔を覗き込むと、恥ずかしさで死にたい、とでも言いたげな表情だった
デューク「……すみません」
僕は思わず笑ってしまいそうなのを堪えてルディさんを抱きしめる
デューク「続き、頑張ります」
ルディ「ん……」
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