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好きじゃない 7
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脱衣場のドアの外で待っていると
ルディ「ん、」
お風呂場からルディさんの微かな声が聞こえた
自分で処理するつもりなんだ
僕は気になって、静かに脱衣場のドアを開けた
ルディ「、ぅ」
どんな小さな声も聞き逃すまいと、僕は意識を集中した
ルディさんにバレたら怒られるって、わかってるけど
だけど
やっぱり気になる
...
...
...
あ
ドサドサッガタンッ
つい夢中になっていると
棚の上に置かれたバスタオルの山を肩で押して落としてしまった
バレた...
今更ひいても後戻りはできない、ならばいっそ潔く
戸を開くと、しゃがんだ格好のルディさんがいた
床には少しの精液
きっと僕のだ
指が届かなくて少ししか出せなかったんだな
断られたけど、追い出しはしなかった
僕にシャワーをかけたのは
照れ隠しだろうか
焦る僕を見て満足げに笑うルディさん
ざまあみろって顔だ
そういえば
ルディさんが僕を見て笑ってくれるの
初めてじゃないか
ああ、嬉しい
たまらずガバッと抱きしめた
ルディ「!?」
不意をつかれように固まるルディさん
しばらくポカンとしたあと、我に返ったように僕を押しのけた
ルディ「お前も早く風呂入れよ!」
自分から仕掛けたのに、と
少し悔しい様子のルディさん
ドタドタと風呂場を出て
荒々しく浴室の戸を閉めた
濡れた服が体にまとわりつく
脱衣場ではルディさんが体を拭き、さっさと服を着ていた
風呂入れよって
当たり前のように言った
前みたいに
胸が温かい
ほっとしてる
僕はここに居ていいんですね
ルディさん
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