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癒えない 2
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デュークはどうして俺のことを知ってるんだろうか
男達というのは
おそらく今までに俺に手を出してきた奴らのことだろう
正気か
あんな奴らに会うなんて
そんなに俺のことが知りたいのか
変な奴だ
デューク「僕ベッドとか綺麗にしてきますね」
デュークはパタパタと寝室へ向かう
今日は色々あったな
アーロン
今日まで本当にいい奴だと思っていた
俺が騙されやすいのか
アーロンの芝居が上手いのか
どっちでもいいが
もう二度と会いたくない
デュークが戻ってきたって事は
また美味い飯が食えるって事だよな
毎晩温かい湯に浸かれるってことだ
ベッドのシーツは毎日洗剤の匂いになるし
買い出しで荷物持たなくて済むよな
……あいつは家政婦かよ
笑えるな
もんもんと考えていると、デュークが戻ってきた
デューク「ベッド綺麗になりましたから!」
おやすみなさい、そう言うと階段を降りていった
ソファで寝る気だな
裏口の鍵
かけ忘れたわけじゃない
なんとなく
デュークが戻ってくるかもと思って
開けてたんだ
別に戻ってきて欲しかったわけじゃない
...と思う
いや
戻ってきて少しほっとしてる
多分
ルディ「……明日の朝飯何だろうな」
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