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不安定 4
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目を覚ますと、いい香りがした
オニオンスープだ
今日は良く眠れた気がするな
むくりと体を起こす
ルディ「...」
服が変わってる
風呂に入った記憶が無い、というか
カルロス達と晩飯を食って、その後の事が何も思い出せない
飲みすぎたな…
体がサラサラしている
デュークの奴がまた世話焼いたんだな
顔を洗いキッチンへ向かうと、デュークがいつものように朝食を作っていた
デューク「おはようございます!今日はオニオンスープですよ」
思った通り、やっぱりオニオンスープだ
ベーコンの香ばしい匂いもする
デューク「もう少し時間かかるので先にシャワー浴びて来たらどうですか?」
ルディ「俺やっぱり風呂入ってねえのか?」
デューク「はい、そのまま寝ちゃいましたから...」
デュークがフライパンを揺すりながら呆れたように笑った
そういえば、下着も変わってたよな
ルディ「...変なことしてねえだろうな」
デューク「えっ」
デュークを疑うわけじゃない
ただ、こいつは1度、酔った俺に手を出してきた男だからな
デューク「ルディさんの方からキスしてくれたじゃないですか!」
ルディ「はあ?」
デューク「まさかまた…覚えてないんですか……?」
デュークが俺の方を向き、眉を八の字にして大袈裟に落ち込む
無論俺は何一つ覚えていないし、キスなんて
またデュークの馬鹿な夢だ
決まってる
デュークの言葉を無視して風呂場へ向かう
俺からデュークにキスする、とか
ありえないよな
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