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混交雑 12
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翌朝、ベッドの中で怠い体を休ませているアルに
「ねぇねぇ」
ミカはタブレットの画面を向けた。
ミカもアルの隣で眠っていたはずだが、アルより先に目が覚めて、そのままベッドでタブレットをいじっていたらしい。
「何…?」
寝ぼけ眼でアルはミカの手にあるタブレットを眺めた。
「エナジーオーガズムとかコアガズムってやつじゃないかな?」
「…何が…?」
「月曜にアルがイっちゃったやつ。ほら」
嬉々としてタブレットを押し付けてくるものだから、アルは渋々受け取って読み始めた。
ハテナマークが飛んでるようなアルの顔が、読み進むにつれて赤くなったり青くなったり、汗ばんだり白くなったり。
「いやぁ、アルってすごいね。トレーニング無しでそんな高等テク出来ちゃうなんて。あ、それとも密かに練習してたの?」
タブレットを持つアルの手がプルプルと震え出した。
「…んなわけ…ないだろう!」
顔を真っ赤にしてるのは、怒っているのではなく盛大に照れてるだけで。
それをごまかしきれてないのがミカに悟られて、ますます赤くなっていく。
「うわ! ごめんて! 拗ねないで!」
「拗ねてない!」
そしてアルはミカの次の言葉に呆然となった。
まさに呆れて口が閉じなくなってしまった。
「でも、すごく気持ち良さそうじゃない? 今度はさ、久しぶりに潮吹きもやってみようよ!」
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