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アルはネコ 11
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翌日、アルは当然ベッドから出られる状態ではなくて、朝食はミカが作って運んできてくれた。
「そういえば、あの尻尾、良く入ったね」
「ん?」
「注文したのよりワンサイズ大きいのが届いちゃったんだよね」
「へ?」
「でも、よく頑張って入れたね。一生懸命入れてる姿、可愛かったよ」
頭を撫でられながら、アルは良く考えた。
「…えーと、それって、つまり、見てたってこと?」
「うん」
なんか語尾にハートマークが見えた気がする。
「寝てたよね?」
「寝たふりしてた」
ハートマークが増えたな。
「なんで?」
「だってアルがひとりでほぐして、尻尾をぐいぐい入れてる手付きとか、顔とか見たいじゃん」
ハートマークが踊って見えるのは気のせいか?
羞恥と同時に怒りが湧いてきて、アルは顔を真っ赤にすると手にしていたフォークを投げつけた。
「今度はミカに尻尾突っ込んでやるからなぁ!!」
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