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ランジェリーをめぐる攻防戦 アル編 3
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先にバスルームから出てきたミカに、アルは念押しされてバスルームへ向かった。
本当にあのベビードールとスキャンティを身に着けるのか?
悶々としながら頭と体を洗う。
そしてシャワーヘッドを外してため息をついた。
あれを着て抱かれるのか…。
恥ずかしいというより屈辱を感じる。
それでもアルはシャワーを後孔にあてがい、洗浄を始めた。
あの透けるランジェリーを着るのが嫌で、ついつい時間をかけてしまう。
ここでミカを受け入れる。
お湯の圧力を感じながら温かさを中でも感じる。
気持ちいいこと。いつもと同じこと。
ただ裸ではなくて、あの薄っぺらい布地をまとうだけ。
それだけ―。
なのに、たったそれだけが憂鬱で仕方がない。
アルは洗浄を終えるとバスタブに身を沈めた。
アルが寝室に戻るとミカはバスローブ姿の彼を見て
「あれ? 約束は?」
と意地悪い笑顔で聞いた。
「き、着てるよ。ちゃんと」
アルがバスローブの紐をほどくと、ベビードールがちらりと見えた。
「もっと見せて」
ベッドの端に座り直したミカが手招きしたので、アルはおずおずと近付いた。
「バスローブ脱いで」
顔をそむけて、躊躇いながら脱ぎ、バスローブを丸めて抱えた。
「それじゃ見えない」
ミカが手を出してバスローブを渡すように促した。
渋々ミカの手に丸めたそれを押し付けるアル。
耳まで赤くしたアルをミカはじっくりと眺めた。
しばらく無言だったので、アルは何事かとそむけていた顔をミカに向けた。
ミカの目は驚きに見開かれ、口は感嘆で開いたままだった。
それでいて嬉しそうにも見える表情にアルはミカの思考が読めずに戸惑った。
なんでさっきから黙ったまま?
アルはこの姿でいる恥ずかしさより、やはり男の自分がこんなものを着て気持ち悪いのではないかと不安になった。
「予想以上だ…。アル、可愛いよ」
ミカは目の前に立つアルを抱きしめた。
「か、可愛くない…!」
そんなアルのセリフは耳に届かないのか、ミカはうっとりとした表情でアルの体に指をすべらせた。
「この生地、さらさらで肌触り良いでしょ?」
布越しの刺激が、いつもとは違う快感を呼び起こす。
乳首をなぞるとアルは小さく啼いて背をのけ反らせた。
「気持ちいい?」
薄い布はすべるような摩擦を生み、直に触られるよりもアルの下半身を重くする。
「ぷっくり腫れた乳首、透けて見えるよ。ほら」
「言わなくて…いいから…」
ミカはもう片方の乳首もさらさらと摩擦し、尖ってくると摘まむように刺激した。
「ふふ、や~らし」
アルは慣れない刺激に翻弄されて足の力が抜けミカの両肩をつかんだが、それでも立っているのが難しくなってミカの頭を搔き抱いた。
アルの鼓動は呼吸と共に早くなり、体温は上昇している。
「あうっ!」
ミカがスキャンティをするりと撫でた。
「もうこんなにしてるの?」
小さく笑いながらミカは布越しにするするとアルの勃ち上がったものに指を這わせた。
スキャンティは布面積が少なくて、だから同然アルのモノはウエストのリボンからはみ出している。
「頭だけ出てるよ。リボンが蝶ネクタイみたい」
抗議したいのにアルは、そのさらさらとした布越しの刺激で喘ぐばかり。
身を捩るたびにアルの先端をベビードールのフリルが掠めていく。
「アル、イきたい?」
にやりと見上げるミカにアルはこくこくと頷いた。
「じゃ、上手におねだりして」
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