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1 欲 (!自慰表現注意!)
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その日の晩御飯は弟たちがドン引きするし
おそ松兄さんとカラ松が喧嘩しそうになるし
そりゃあもう大変で………
誤解を解くのが大変だった。
「人それぞれ…か。」
「ん?何か言った?」
隣で携帯を触っているトド松が俺を見る
「あぁ、ううん何でもない」
あの日から数日たった今ではトド松も普通に戻った
(前まで気持ち悪がって無視されていたけど……)
「トド松ってさ、好きな子出来たらどうなるの?」
「え、なにそれどういう流れでその話??」
不思議そうな、哀れむような目を睨む
「別に深い意味は無いよ、ただ聞いてみただけ」
少し冷たく言ってまた求人誌を開く
「…まぁ、僕みたいに恋愛経験豊富だったら積極的になるよね
会いたいし」
毎日会ってるわ
「笑って欲しい」
鏡見てよく笑ってるよ
「美味しいもの一緒に食べたい!」
母さんの飯はいつでも旨いし食べてる
「話したいし、知りたいし、触れたいし、
…ゆくゆくは、卒業したい!!!!」
触れたい………?
「って、まぁ思ってるけどね?一応。
あ、もうこんな時間だ、ジム行ってくるね〜」
トド松が家を出ていった音が聞こえたような聞こえなかったような
え?触れたい?
そんなことより俺は頭がいっぱいだった
ま、まぁそりゃ一応…男ですし…。
ゆくゆくは俺だって卒業したい……。
ってことは……
『 ……ッは、ぁ、ちょろ、まつぅっ……』
「〜〜〜!!!??!!!?!」
勝手に脳内で作られた映像は余りにも過激過ぎて
「あっれ!!?タッティー兄さんだ!!!!」
「やめて十四松………」
童貞の想像力なめんなよ……
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