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「お、まえなぁ…!」
「飯出来てるぞ〜」
おそ松兄さんに掴みかかろうとした時奥からカラ松の声が響いた
「ほら、だーい好きなカラ松が呼んでるよチョロ松」
そう言って笑ったおそ松兄さんは居間に入っていった
「……はぁぁ……」
深い溜息をついた俺もその背中に続いて入った。
「あれ?カラ松もうギブ??」
「うるしゃい!!まだまだいけるぞぉおぉ… 」
いつものように兄に煽られ
酒をガブ呑みするカラ松を冷ややかな目で見る
あーあ、大して強くもないのに…よく呑むのよ…
「いや〜でもカラ松は昔からだよなぁ、
初めて酒呑んだ時も強がって呑んでさ、俺運ぶの大変だったんだよ?」
缶ビールを片手にカラ松の机に乗っている頭を撫でる
「ガキ扱いするなぁ……」
なんていいながら撫でられている顔は
恥ずかしさと少しの嬉しさがあって
「あっれぇ?カラ松照れてるの??かっわいー」
そう言ってカラ松の頭をぐしゃぐしゃに撫でる
「やめろぉ〜」
もう既に夢の世界に入りかけているカラ松は口だけで抵抗を見せない
………腹立つ………
俺が好きだと知ってその行動をとる兄も
安心しきってる、みたいな顔する兄も
所詮、弟にとって兄貴はうざい存在だ
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