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カラ松
幼い頃は見分けが付かないほどよく似ていた
ニカッと笑った顔、イタズラが大好きで逃げ足が速かった。
そんな笑顔がいつの間にか颯爽と俺の気持ちを奪い取ってしまった。
幼い頃からみんな好きだった。でも、その子だけは何が違った
羨ましい、一緒に遊べて悪さやれて殴り合えて
俺は兄を羨んだ、俺もちゃんとした立派な兄になれば、そうすれば俺も。
そう思ったんだ、幼い頃の俺の小さな思い。
しかし、そんな可愛い思いは高校に入って砕け散った。
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