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久しぶり
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七海と沢山遊んだり食べたりしてなんだかんだで夜ご飯の時間
レストランで食事をしているとソイツは現れた
「...七海...?
おい、七海だよな?」
七海の後ろを通った高校生集団だと思う男達の中の1人
七海に近づき肩を叩く
「...ぁ...おいいたん(お兄ちゃん)...」
「覚えててくれたのか!?
うれしいなぁ...!
何!?貰い手見つかったのか?」
パッと見チャラくて明るい男の子
多分貰い手という単語を聞く限り一緒の施設にいた子だろうか
「旭?誰?」
「あー、俺と一緒の施設にいた子!
なんだよ!七海可愛くなったなー!」
膝をついてしゃがむと両手でわしゃわしゃと頭を撫で目線を合わせて七海を見つめる
「うぅ...あみのえ(髪の毛)...」
「こんなにおめかしして、いい貰い手見つかって良かったな...
俺が貰われてからお前の事結構気にしてたんだよ...
色々とごめんな?」
少し寂しそうな困ったような笑った顔を見せて立つとメモを取り出し何かを書き始めた
「お兄さんこれ俺の電話番号とメルアドとLINEID
良かったら追加して
あとそんなに怖い顔しないでw
別に取らないからw
良かったら七海の事教えて?
じゃあな七海!」
彼は集団の中に戻っていき店を出た
...あれが今まで七海を抱いてたやつの1人か。
抱かれてた当の本人は謎に気まずそうにしている。
抱かれてたのは知ってるけどやっぱりその証拠を目の当たりにするとそれなりにショックがあるな。
それから園内を出て帰るまで俺達の間に会話は無く家に着いた
「...」
「...っ...」
無言で別々に風呂に入り一緒のベットで寝る
今更嫉妬に狂ってもしょうがない事は分かってる
でも悔しい。
何故早く会えなかったのか。
ぐるぐると頭の中を回って朝になるまで寝付けなかった
起きてパソコンをみると今日は社員プレゼンがあるようで必ず行かなきゃいけないようだった
それにほっとした俺は本当に最低だ。
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