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俺の中の七海の悩みもちょっと嫌だがあの旭に無理矢理軽くさせられ
退院と言う形になり帰る支度をする間もグズグズと涙を流しているこのチビでうさぎみたいなやつは結構やっかいだったりする。
まぁ俺のせいでもあるんだが...
「...はぁ...」
カバンからメモを取り出し内容を書き七海に渡す
[お前とあの旭の中を元は恋仲って勘違いしてた
ごめん。
俺、結構めんどくさいみたい
これからまだまだめんどくさい事あると思うけどよろしくな]
「...っ...まあせてうたさい(まかせてください)!!」
えへへと笑うと七海はメモを二つ折りしてポッケにしまった
カバンを持ち病室を出てナースステーションへ挨拶をして歩いて会社まで車を取りに行き帰った
ガチャ
「はぁ...」
色々と悩みは解決したものの
やっぱりこいつが抱かれてたってのは真実だからな。
まぁそんなんで嫌いになったりはしねぇけどさ。
...俺も同じようなことしてたから人の事言えねぇし。
てかまず風呂だ風呂。
「七海、俺風呂入るけどどうする?」
「いっひょにはいりあす(一緒に入ります)!」
「わかった(笑)」
まだ昼近いが一緒に風呂に入る
「...はぁ...スッキリ...」
「ぶぐぶぐぶぐ...」
湯船に入り膝に七海を乗せて縁に寄りかかる
七海はタオルで遊んでいる
空気で膨らんだタオルをギュッと握るとムッとした顔の七海がこちらを睨む
「ん?w」
「いぢわう(いじわる)...」
「いじわるで結構...
そんな俺が好きなんだろー?
七海ちゃんはw」
「むー...」
ほっぺを膨らまして体をこちらに向ける七海
やっぱり可愛い顔してるよなー...
こいつ成長したらどうなるんだろ。
まぁ、俺より小さい事は確実だろうけど。
「...なぁに?」
「...いえおあんおえのこといらいになっあ(英雄さん俺の事嫌いになった)...?」
こいつは何を今更...
「...お前は?」
「うき(すき)...」
「んじゃ俺も好き。」
あー恥ずかし...
えへへっと笑う目の前のコイツ
やっぱり過去何があろうと俺は嫌いにはなれないらしい。
...籍入れるか...。
そしたら全部俺のもんになるし。
名案だな。
「七海、結婚するか。」
「...!?!?!?」
やっぱり急だったからかあわあわしだして目をぱちくりさせる
それに顔はゆでダコみたいに真っ赤っかだ。
「...嫌か?」
「いあ、ちあう(いや、違う)!!」
「じゃあなんだ?」
「お、おおおとおとうし、えっこんてきないよ(男同士、結婚出来ないよ)...?」
「日本でも結婚はしようと思えば出来んだよ。」
「...おうなお(そうなの)...?」
「そうだ。
返事は?するしないどっち。」
「...ぁぅ...し、しまう(します)...」
声小せぇな。
「なんて?
声小さくて英雄さん聞こえない」
「はぅぅ...しまう(します)!!!!!!!!!!」
「上出来だ
んじゃ上がろ」
腹減った。
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