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3.思い掛けない存在-12
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けれど、ラウルはそんなユキジの思いを踏み弄るように、ユキジの顎を掴み、強引に口内を開かせた。
「ンンッ! ンッ……っ……」
最悪だ。最悪だ最悪だ。
ユキジは泣きながらその気持ち悪い愛撫をされ続けた。
(いっ……せ……)
頭の中では壱成の事だけを思い。相手の顔を、その嘲笑うような青い目を見ないよう、ユキジは目を閉じた。
それを見て、ラウルが笑ったような気がした。
そして、ユキジが諦めたと思ったラウルが次に取った行動にユキジは目を開ける。
「ンッ! ンッ……ヤッ……」
ラウルはユキジのジーンズの隙間手を忍ばせ、その柔らかく形が良い尻を鷲掴みしたのだ。
その強引さに、ユキジの身体が硬直してしまった。まさか、ここまでしてくるとは思ってもいなかったのだ。
(嘘、嘘嘘! 手が……ゆっ、指が……)
ラウルの長い指が、ユキジのアナルに触れた気がした。いや、それは錯覚ではなく現実だった。
ラウルはユキジの下肢を強引に割ると、その右手を更に奥へと忍ばせて、グッとその指を深く中に挿入したのだ。
「ウグッ!」
指が強引にアナルの中に挿入された瞬間、その痛みにユキジの視界が揺らぐ。
そして、瞬きをした時だった。右目のコンタクトが取れた。
「やっ……あ……」
唇が離れた。なのに、身体を離してはくれない。ガシッと腰を掴まれて身動き取れないのだ。
「ゆび……ぬい…てぇ……っ」
指は更に奥へと進んだ。でも、そう思った瞬間、浅い部分にまで指を抜かれ、ユキジの一番弱い部分に触れた。
「ンッ!」
「フッ。ココだ……」
ラウルはユキジの息を飲んだ声を聞き、ニタっと笑った。そして、そこを強く押したのだった。
「ヤッ! ヤッ、ヤダッ! やめてッ!」
そこを強く押されたユキジは、もう、ラウルの思惑通りにしか行動できなかった。
「ンッ、ンッ、ンンッ---……」
頭では駄目だと思っても、その刺激に抗う事はできず、ユキジはラウルの手の中に白濁を吐き出したのだった。
いつの間にか腰を掴んでいたラウルの手がユキジのペ◯スを掴んでいた。それに、ジーンズも下着も降ろされていた。それすら、気付かなかった。
「ふはっ! you totally rock!(君は最高だよ) 美しいね」
「ハァ……ハァ……酷い……」
ユキジは身体を解放された瞬間、ペタンっとその場に倒れるように座った。そして、荒い息や鼓動を整えようと、はだけたシャツを胸元で掴む。
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