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10.完璧な演技に腰砕け-3
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ラウルはチッと舌打ちをし、ユキジから渋々離れ、自身の猛った雄が鎮まるのを待っていた。
そんな下半身に気付いた壱成が、バサっとラウルの下半身にブランケットを投げる。
「そこが鎮まるまでジッとしてろ」
「shuddup!(黙れ!)」
ラウルの睨め付けにも屈しない壱成。そう言って、ユキジにそっと手を差し伸べる。
「よく頑張ったな」
「壱成……」
ユキジは乱れた服を整え、その手を取った。そして、引き寄せられた胸に身体を預ける。
すると、ふわっと安心できる匂いがユキジを包む。
「夜は思い切り上書きしてやるよ」
そう耳元で囁かれ、ユキジは真っ赤になった顔を伏せながら、無言でコクっと頷いた。
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