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7.隠すものを取り払い-3
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こんな自分を欲してる。
それが伝わり身体が疼く。こんな事、初めてだ。
「いっ、壱成は変わってるね……この目を見て欲情するなんて……」
普通なら見たくもない、隠したいと思うはずなのに、壱成はそんな事を言わず、逆に欲情すると言う。
本当だろうか。
ユキジは疑いの目を壱成に向けた。けれど、疑っていたユキジを背中に当たる壱成の物が本当だと知らせてくれる。
「ンッ……」
「伝わったか……?」
それは、壱成のペ◯スだった。
(う、嘘……すごく硬い……)
壱成のペ◯スは硬く猛っていた。それは、見なくても分かり、ユキジは一人パニック状態になる。
まさか、壱成が本当に欲情していたなんて思いもしなかった。全く信じていなかったユキジは、変に意識してしまい、慌てて湯船から上がろうとした。けれど、それを壱成は許さない。
「待てよ。逃げるな」
「に、逃げるなって言われてもっ」
逃げ出したくなるのは当たり前ではないだろうか。
こんな硬い物を背中に当てられ、求められたら、羞恥心でこの場で倒れそうだ。
顔だって、熱さからなのか壱成の熱を感じたからなのか、熱くて仕方ない。
「の、のぼせそうだから……」
「のぼせる? ふーん……」
「だから、先に上が……ワッ!」
だが、壱成はそんなユキジの言葉を遮り、ユキジの身体を抱き上げた。そして、全裸のまま歩き出す。
「ちょっ、ちょちょちょっ!」
ユキジは落ちないように慌てて壱成の首に巻きついて、ぎゅっと身体を密着させた。
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